黄金虫の名前のとおり、じつに豪華な色彩を放つ虫です。この色彩はどこから生まれるのか、これには古くから色彩派と構造発色派とのあいだで議論が戦わされてきたようです。いまでは、コガネムシの色彩は構造発色によるものと決着していますが。写真を撮ったときは思いつきませんでしたが、コガネムシに暗闇のなかでLEDの光を当てたらどんな色に見えるのでしょうね。どこかにコガネムシ、いないかな。「バカなこと考えてやがる。オイ、逃げろ、逃げろ!!」(笑)。