2月も半ばに「Spring has come!」としてはじめたコーナですが、夏も盛りになったので「庭の花アルバム」に名前を改めました。あなたのお庭にはどんな花が咲いていますか? お便りをお待ちしてま〜す。
(撮影:4月14日)
このコーナに何度か登場しているクリスマスローズですが、今年は本当によく花が付きます。鉢植えで庭に放置、開花を諦めて数年、その間に鉢の底を割って根が地面に到達し、一気に花が咲きはじめました。いったん根付くと、ほんとうに長期間咲いてくれます。いかにも洋風の名前ですが、和の庭にも意外とよく合うようです。
左下は、4月18日の夜に撮影しました。夜の花には何かこう、少し怖いような魅力があります。
(撮影:4月8日)
3月10日に頭を出した散歩道の土筆が、それから一ヶ月後にはこんな姿になって群生していました。
例年なら、これを摘んで佃煮にするところですが、今年は何かと忙しく、袴取りに精を出すことができませんでした。忙しい、忙しいといってては植物や庭は楽しめませんね。反省、反省^^;
(撮影:4月8日)
庭のユキヤナギです。一時期増え過ぎて他の植物が日陰になるようになったので、妻が極めて大胆に刈り込み、一時は庭から姿を消していました。
そんな可哀想なユキヤナギですが、少しずつ復活し、今年はなんとかユキヤナギらしい姿を見せてくれました。
4月1日の日曜日、散歩道でレンゲソウを見つけました。岡山でレンゲといえば5月のGWに吉備路で開催される「れんげ祭り」を思い出しますが、それから考えると一ヶ月早く目にしたことになります。たぶん、開花期がけっこう長いんでしょうね。
レンゲは田んぼに植えて、そのまま土に鋤き込んで肥料代わりにしたり、密を採ったり、あるいはお浸しにしたりと用途の広い有用植物です。
いまでは一年中タンポポを見ることができます。散歩道をゆくと、黄色、塩色の花はもちろん、綿毛もあります。
タンポポといえば昔は春の花でしたが、いま年中見えるように思うのは、外来種が多くなったせいなのかな、それとも温暖化? というより、きっと、草花に気をかけるようになった気持ちのせいなのでしょうね。
散歩道に咲いていたカラスノエンドウです。正式にはハヤズエンドウというそうです。花はピンクですが、豆サヤは黒く色づきます。
お向かいさんの菜園に咲いている菜の花です。春先の、いかにも定番の花ですね。昔に比べると、伝統的なお浸しだけでなく、スパゲッティーの具材などに使われることも多くなったようです。
陽射しが強くなると、すぐにハナアブがやってきて密を吸っています。
お隣さんの庭に咲いている梅の花です。撮影はいずれも3月18日です。蕾も花びらもまんまるなところが、いかにも梅ですね。
今年の冬は例年にない寒さですが、3月10日には芝生の間にツクシが頭を覗けていました。左は3月10日、右は3月25日に撮影しました。
4月初旬には背丈も伸びて、旬の佃煮にちょうどいいくらいになるはずですが、この週末まで残っているかな^^
毎年、ほぼムスカリと同時に花の頭を覗かせます。たまたま、ムスカリとヒヤシンスがすぐ側にあるせいで気がつきやすいのかもしれません。
束になった全体の姿も色合いも、どこか兄弟のようです。グレープヒヤシンスというムスカリの別名からもそのことが伺えます。