早朝、庭の草むらをかき分けると、ムスカリが顔をのそけていました。よく葡萄の房に例えられますが、草むらから頭を持ち上げている様子は、土筆の胞子にも見えます。でも、写真を拡大すると花はきれいな釣り鐘状で、まったく別世界ですね。白花のムスカリも見たいものです。植物は、風景のなかで見るのと、一輪挿しに生けて見るのと、さらにマクロや顕微鏡で拡大して見るのとで姿が大きく変わり、そのどれもが面白くて美しいのに感心するばかりです。春よ、どんどんやってこい!(^^)