庭に放置していたアネモネの花が散り、朔果が割れて綿毛に覆われた種が出てきました。その一部はすでに風に運ばれて、どこか彼方へと飛んで行ってしまいました。自分では歩くことのできない植物が、こうして飛び立つことができるのは、ほんとうになんという計らいでしょう。