数年前に苗で購入した植えたオダマキが、今年も花を咲かせました。宿根草のため毎年が楽しみな花です。
「季節の花300」によると、名前の由来は「「苧(お)」という繊維を、中を空洞にして丸く巻き付けたもの(苧玉(おだま))に花の形が似ているところから。”苧(お)、玉(たま)、巻き(まき)”が「苧環」という漢字で「おだまき」と呼ばれるようになった。」そうです。
ただ、この「苧玉」そのものの形がいまひとつよくわかりません。「糸繰り機」で形作られたものとまでは想像できますが、花の付け根の曲がった距(きょ)の部分のように巻かれたものがなかなか見つかりません。反対に、花の形から、このような形に繰り取られた糸巻きがあったんだろうなと想像しています。