夏椿(シャラ)が今年で三回目の花を付けました。花びらが散るよりも先に花ごと落下して、地面に花を咲かせます。花ごと落ちることで、ヘリコプターやパラシュートと同じ原理で、落ちた花はたいてい上に向いて、いかにも生きて咲いているようです。流体力学を駆使するあたり、この花の美しさへの執念かもしれません(笑)。鳥の嘴のような実からは、ちょっと想像しにくい白い椿です。