我が家のテッセンは、紫色の花もきれいですが、花が終わったあとのすがはまたいちだんと魅力的です。枯れるとともに花の軸が金緑のワイヤーに姿を変え、針金が乾きほぐれて綿毛になります。6月の梅雨のころは、針金に生えはじめた小さな繊毛のせいで、雨の雫が粒となって止まります。写真はそのいちシーンですが、眼に見えるようには撮れないのが残念です。