撃退液を広口瓶に移して約一週間。庭あそびは何だって一週間ピッチです(笑)。
撃退液の材料が沈殿し、きれいな上澄みができました。熟成にはまだ時間がかかりそうですが、虫との戦いにこれ以上の猶予はありません。さっそく上澄み液をスプレーに取ることにしました。
上澄み液の取り方ですが、昨年は紙のフィルターで濾しました。でも、今回はまだ熟成への期待が残るので、材料が残るように上澄み液だけを吸い取ることにしました。このとき便利なのが、ポリエチレンの洗浄瓶です。ホームセンターなどで200円前後で手に入ります。
この容器を絞り、口先を上澄み液の液層に差し込み、吸い取るだけ。たいていの洗浄瓶には容量の目盛りが刻んであるので、希釈液を作るときも便利です。
この液をスプレー容器にとり希釈します。何倍に希釈するかですが、これは実際にやってみて決めるしかなさそうです。最初は100倍くらいに薄めていましたが、植物に害が出ないのを確認しながら、現在は20倍まで濃くなっています。
ただし、もし、この撃退液を試される場合は、実際に植物に薬害がでないかどうか確認しながら適正な希釈倍率を決めるようにお願いします。使用する木酢液の種類や作り方によって、濃すぎると薬害が出る可能性があります。