害虫ではありませんが、「庭ロト1号」のカボチャにウドンコ病が発生したので、このコーナで取り上げることにします。
ウドンコ病にイソジンうがい薬が効くとは、まったく知りませんでした。教えていただいたのは、カボチャの苗をいただいたお隣りさんです。雌花が付かなくてと話すうちに、
「このウドンコ、イソジンが効くよ」
「え、あのポピドン?」
「そ、カバの絵のボトル」
なんか、笑っちゃいますね(笑)。そんなやり取りのあと、本があるからと持参していただきました。この話題、ネットで検索するといっぱいでてきますが、本の記述によれば、下記の本の著者のDr.真島康雄さんがこのやり方を開発されたようです。
「バラ界のファーブル先生 Dr.真島康雄の
バラの診察室」真島康雄、ベネッセコーポレーション、2008
その方法を下記に引用します。
1)使用原液:市販のイソジンガーグル(うがい液)
2)希釈方法:うがい液1に対して水2を加える
3)塗布方法:指に希釈液をつけて、白くなった葉を軽く押さえる
下記のことはしてはいけないと書かれています。
注意1:外傷用のイソジンを使用してはいけない。
注意2:散布してはいけない。黒星病を誘発する可能性がある。ただし、バラの場合。
実際にやってみると、カボチャの葉には繊毛が生えていて、希釈液を患部(?)に浸透させるには、散布より塗布の方がよさそうです。写真は、希釈液をティッシュペーパに吸い込ませて塗り付けている様子です。
さて、効くかな。ということもあるけれど、雌花が咲いて欲しいなあ。