夏椿(シャラの木)の小枝でカマキリを見つけました。見事な保護色ですね。庭の緑と茶色の平均値を体ぜんたいで表現しているかのようです。その上、形も小枝のよう。
生き物って、生きて行くための智慧というか戦略をギッシリと体に溜め込んだようなところがありますね。
そうそう、カマキリの体内にはハリガネムシが寄生していることがありますが、このハリガネ虫は自らの産卵のために、カマキリが水辺に近づくと体内から出てきます。そうすると、カマキリ自体は死んじゃうんだそうです。
カマキリにはカマキリの、ハリガネ虫にはハリガネ虫の戦略があって、あるときは持ちつ持たれつ、またあるときはガチンコで生きている。すごいなあと思います。