前のメッセージでご紹介した工事の後、実際の生活シーンを想定したコーディネイトを行ないました。
今回のお宅は、中古住宅のリノベーションであること、借景がそのまま岡山城であること、市内でも指折りの一等地であること、そして販売価格も高額であることから、社会経験を積まれた実年のご夫妻の生活を想定しました。
シーンとしては岡山城の桜を眺めながら摂る二人の昼食。花見の華やいだ気分のなか、二人だけの贅沢な空間を満喫する庭ごはんといったイメージです。そうなると、やはり定番ともいえるワインの組み合せ。そしてテーブル脇のステンレストップの上で簡単な料理をすることで、屋外ならではの楽しさを味わおうという構成です。
写真はあくまでイメージですが、こうしてセットすると、そのまま食事がはじまりそうなほど。一見贅沢そうですが、シンプルな一皿と、調理しながら食べる一品、それにデザートとワイン。現実の生活のなかで、簡単に楽しめる一例ではないかと思います。
実際に、撮影中に業者の方がお見えになったのですが、「お食事中のところ、申し訳ありません」とおっしゃってました(笑)。次回は、リノベーション後の庭のしつらえをからめてご紹介する予定です。