庭に小さなビオトープがあります。ウッドデッキの隅に穴を開け、素焼きの水鉢を落とし込んだだけのものですが、この小さな水溜まりに毎年、ミズカンナが芽を出します。
昨晩、ビール片手にデッキに出ると、その大きな葉の先に二粒の水玉がついています。見ていると、ポロンとそのひとつが落ちました。右手にはビールグラス。ビールを口に運んでぼんやりと葉先に目をやると・・・
「あれ、水玉がふたつになっている」
「いま、落ちたのに・・・」
まさかと思い、指先で水玉を払い落とし、じ〜っと観察。なんと、1分もしないうちにあたらしい水玉ができるではありませんか。根から茎を通って、毛管が運んだ水分がこんな勢いで水玉を作っているとは知りませんでした。
右の写真はその水滴です。この二粒が、目の前で交互に消えては生まれてくる。何年経っても、庭には小さな驚き、発見がいっぱい。今回の発見は、ビールのおかげかも(笑)。
shimizuさん、はじめまして。
水カンナの水滴へのコメント、すごく嬉しいです。目に見えるちょっと向こうを覗くのは、ほんとうに面白い体験ですから。最近のカメラって、小さくて力一杯で、まるで玉手箱ですね。写真は、以前に撮った、たぶんショウブの葉に結実した水玉です。
庭って、気持ちを傾けてみればみるほど、小さな驚きがいっぱいです。なかなかそれができないのは、仕事の忙しさやなんかで、頭や身体がカチンコチンになっているからかもしれませんね。
そんなときは、ビール、ビールです! 早く帰ってshimizuさんが一刻もはやく琥珀の泡にありつけますよう。お酒はオウチからオソトへの接着剤、な〜んてのは、庭好きで酒飲みのへ理屈かな(笑)。
ミズカンナのお話、素敵ですね。
写真を見てると、すがすがしい気持ちになりました。
はやく、家に帰ってビールが飲みたいなー。