庭に、毎年のようにやってくるセミ。今年も早朝から大合唱です。滝のようなセミの鳴き声を聞いていると、小学生のころ、ラジオ体操のために近くの空き地に集まったときの記憶が甦ります。こういう記憶が何十年も繰り返されるのは、なぜなんでしょうね。
クッキンガーデンを常設したおかげで、休日の朝は、新聞と豆乳(笑)を手に庭に出るのが日課になりました。デッキに陽が指す前の外気はとても気持ちがいいものです。わずかに風があると、もう最高。
今朝は、デッキ脇の木格子にアブラゼミがとまっていました。逃げる気配がないのでそっと近づいて写真に収めました。
我が家の庭は、朝は9時前まで、夕方は5時を過ぎると、デッキの上に直射日光が当たらなくなります。そのおかげで休日のこの時間帯、ゆっくりとデッキで自然の光と風を楽しむことができます。
真夏にデッキで過ごすというと、たいていの人は、「暑くてやってられない」といいますが、これはまさに我が家の庭のゴールデンタイムです。
とくに、今年のお盆休みの連休などは、朝のコーヒータイム(実際は冷えた豆乳ですが)にはじまり、午後の午睡、夕方のビールタイムと、ほとんど一日を庭で過ごすことも少なくありませんでした。
この日の午後は、ケヤキとシェードの木陰にデッキチェアを出し、読書と昼寝の気ままなひととき。持ち出した本は、くつろぎにはいささか似合わないものですが(笑)。
くつろぐときのおつまみは、もはや定番となったミニトマト。こうして写真に写すと、子供のころ庭で採ったユスラの実を思い出します。
今朝も庭はセミの大洪水。鳴き声ばかりか、姿も目視で4匹は見えます。いちばん近くに見えるのは、どうやらクマゼミのようです。
さて、陽が昇らないうちにと一坪菜園のミニトマトを採りました。数えてみると98個あります。毎日毎日よく生るものです。
採ったミニトマトをグッキンガーデンに置いて、いつもの豆乳と新聞で朝のひととき。この季節、取り立てのミニトマトは手軽なおやつです。