庭のレシピといっても、ここで取上げるのはあまり厳密なものではありません。どちらかといえば「庭にまつわるレシピ」のような気持ちで、自由に食べ物や飲み物を扱ってみたいと思います。
夕刻、お向かいさんから電話。
「これから鰹のタタキ作るから、どうですか?」
「え、あ・・・じゃあ庭で」
突然の美味しい話しに、そそくさと蚊除けの魔法陣の準備にかかりました。お向かいさんはすでにリタイアされた、高知生まれ御歳80の人生の大先輩。野菜作りも名人クラス。先日も、カボチャの蔓をいただいたばかりです。
真夏の夕刻の庭ごはんに欠かせないのは蚊の対策です。この日は、いつものシトロネラキャンドルの大缶を2個、蚊取り線香を5個。これを風上を中心にデッキに配置しました。
奥さま曰く、「この時期に庭でしょ、最初は内心どうなるかと。でも、ぜんぜん蚊が来ないわね。それに、すごく涼しいわ」とのお褒めの言葉ををいただきました。
数時間のうちに、持参いただいたタタキと焼酎の「男の勲章」も底をつき、真夏の庭ごはんの夕べは朗らかな談笑のうちに過ぎたのでした。
お向かいさんからカボチャの蔓をいただきました。目の前で摘んでもらった先端部分の蔓。じつに新鮮で奇麗です。
さて、この蔓を使った料理ですが、今回は獅子唐と油揚げを加えた炒め物にしてみました。写真奥に見えるトマト、ピーマン、キュウリはこの料理には関係ありません。
調理法はとても簡単。ゴマ油で軽く炒めて、出汁醤油、味醂、砂糖で味付けをするだけ。普通の炒め物と同じです。
カボチャの違和感などまったくなくて、食感がとてもいい。甘辛い味がご飯が進みます。油揚げが入っているせいかコクもあり、ご飯が進みます。カボチャを育てておいでの方は、ぜひお試し下さい。
梅雨が終わったと思ったら、あっという間に灼熱地獄。いや〜、今年の夏はアツイ! ほんと、太陽の光が熱線のようです。
それでも夕方になると庭には影ができます。庭木や野菜に潅水をし、デッキにも軽く散水。そして訪れるビールの時間。いや〜、灼熱の後の贅沢なヨロコビです。
贅沢な時間には贅沢なビールということで、ヴェデットを開けてみました。実に酵母らしさのあるビールです。旨い!! 酒のツマミはクラッカーに乗せたチーズ、プラム、キュウリなどなど。
夕食前のこういう時間はせいぜい30分ほど。でも、その楽しみは実に心地いいですね〜。みなさんのお庭にも、ぜひこの歓びを!
今年のバジルは当初の計画からいうと失敗かな〜。蒔いた種の半分も育ちませんでしたから。でも、その半分でも食べきれないというのが実情です^^;
そこで、せめて育ってきたバジルを生かそうと、いま茂っているバジルの葉を冷凍保存することにしました。
これまでの経験によると、葉に付いた水分と傷が酸化を促すので、ハサミで葉の茎を切ると同時にホコリを払い、そのままジプロックに投入。台所でストローを使って空気を抜いて、即座に冷凍庫に入れました。
最後の写真は、冷凍庫の状態を夕方撮影したもので。まあ、数時間しか経過していませんが、この時点では葉の酸化による黒ずみはありません。
さて、一ヶ月後はどうなんだろう^^?
照りつける太陽、抜ける青空。待ちに待ったモヒートの季節がやってきました^^/ 真夏さえあれば、どんなにしたって美味しいのが、このモヒートです。
とはいえ、多少の準備は必要。最低限、下記程度のものがあればいいかと思います。
1)ラム酒(50ml)
2)ミントの葉(庭で摘む)
3)氷(冷蔵庫の氷でも)
4)ライム
5)炭酸水
あれば、シロップとアンゴスチュラ・ビターズがあるとお酒らしくなります。シロップは砂糖でも、今回のようにコアントローで代用してマイレシピを気取るとか、お気にめすまま。
量とか手順とかもありますが、適当に作ってもそれなりに美味しいです。そう思うのは飲ん兵衛だけかもしれませんが(笑)。
あ、そうそう。氷はクラッシュアイスが定番で、はやりいちばん美味しくできると思います。普通、クラッシュアイスを常備している方は少ないと思います。その場合、濡らした布巾に氷を包み、庭の石とかコンクリートに打ち付けて砕くと簡単で手軽です(写真)。
今年はじめてのモヒート、あ〜〜美味しい! 一気に三杯飲んじゃいました^^;
このところ、庭で朝ごはんの機会が増えています。やはり、気持ちのいい朝は、自然と庭のテーブルに足が向きます。
この日のメニューはサンドイッチと豆乳。パンの間から見える葉ものは、お向かいさんからいただいたばかりのチシャです。チキンは、出張の際に新宿みやざき館で購入したスモークです。
庭に繁茂しているミントを活用するために、ミントティーを作ることにしました。これは以前にも試したことがありますが、量の割には味が付きませんでした。
そこで今回は、ミントの葉を乾燥させてから使うことにしました。写真はほしはじめたところです。この干し網、リンゴ、ダイコン、スギナ、シイタケ・・・なにかと重宝します。
あ、そうだ、干し網にはいくつかのタイプがありますが、写真のように網が扉状に開くタイプが使いやすいようです。
帰宅すると妻が採取した庭のニラが、キッチンにてんこ盛りになっていました^^。料理はこれから。
さっそく写真に収めました。庭の花アルバムのコーナでも変なので、こちらにアップ。
いや〜、部屋中に充満するニラの匂い。これも春の香りですね。今夜はこれで出汁巻き卵とお浸しにになるそうです。お、卵の甘い香りが混ざってきた^^/。
例年になく寒い冬。乾いた空気。そんな季節が到来する昨年の12月、輪切りにした林檎を干し籠に入れて軒先につるしました。写真の量でリンゴ半個分です。
そして一ヶ月あまり。写真のような姿になりました。パリパリに見えますが柔らかく、手で曲げたくらいでは折れません。
引きちぎって口にすると・・・あま〜い。噛むうちに、リンゴの味を通り過ぎ、えも言われぬ甘味がやってきます。どういえばいいのだろう、野性味のある甘味とでもいうのかな。
「庭のレシピ」のコーナに掲載しましたが、レシピというようなものではありませんね。強いて言えば、究極の簡単レシピ。切って干すだけ(^^;)。これでおやつどころか、立派なおつまみになります。ワインによく合います。
ハバネロソース作りの様子は前のメッセージのとおりですが、写真をもとに簡単なムービーを起こしてみました。【注意!】音楽が入っています。再生の際にはご注意下さい。
この写真ベースのムービーは、以下の方法で作成しました。
1)写真を用意する。
2)写真をPhoto to Movieの作業画面にドロップする。
3)マックの音楽ライブラリをドロップ。作業画面で編集する。
4)でき上がったものをmp4で書き出す。
5)YouTubeにアップ。
6)YouTubeの埋め込みタグを投稿欄にコピーする。