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理想のプランター栽培システム!?(37)

【このテーマの説明】 PUTON 2008/09/07

ha*naさんのテーマ「庭を身近にする方法」で試してきた、トロ箱バジル栽培。けっこう順調なので、他の野菜にも応用してみることにしました。バジルなら放っててもできるといえば、まあ、そうなんですが(笑)。

トロ箱バジル栽培は、正確にいえば、「発泡スチロールのトロ箱を利用した通気底面潅水方式の水耕栽培」とでもいうことになるのでしょう。あ〜、長ったらしい。長いので「庭トロ1号」と略しましょう(^^;)/。

基本的には、プランターを利用した野菜の栽培と同じです。違うところといえば、溶液タンクがあるので夏場でも水やりが少なくてすむ、液肥を使うので、比較的安定して収穫できる(だろう)というあたりでしょうか。また、底面付近に空気口を設けることで根腐れにも強いはずです。右図は、そのコンセプト。理想とも、空想ともいいますが(^^;)。

問題は、「庭トロ1号」なんて、どこにも売ってないということです(笑)。でも、下記のように仕掛けは簡単です。

1)同じ大きさのトロ箱を2個買ってくる。箱の内部に10cm程度の深さがあればいいでしょう。

2)発泡スチロールを加工するのに、30W程度のハンダゴテを用意する。ワット数の大きなものより30Wの方が扱いやすいです。

左図のAが培養土を入れて苗を植える箱です。側面の下の方にハンダゴテで通気口を開けます。底面にも穴を開けて排水口を作ります。その一部に長さ3cm、溝幅4〜5mm程度の溝を4カ所掘り貫通させます。この対になる溝に揚水布を通します。

左図のBはトロ箱の蓋です。ここでは、培養土の箱と液肥の箱を隔てる仕切りになります。Bの上にAを重ね、底に開けた揚水布の入る溝と同じ位置に穴を開け、蓋を貫通させます。

この蓋の上側には、Aの底面に開けた水抜き穴から抜けた余分な水(雨水など)が流れてきますから、もしBの蓋の上面に縁などがある場合は、縁の一部をハンダゴテで溶かして水が抜けるようにしておきます。図のCは溶液タンクです。特に加工はいりません。

A、B、Cを重ね、Aの底面の溝からBを介してCに揚水布を垂らせば、「庭トロ1号」の完成です。

ということで、このテーマでは「庭トロ1号」で野菜がどう育つか、実況中継でお伝えしていきたいと思います。はたして、うまく育つかどうか???


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PUTON 2009/07/04

「庭トロ1号」のカボチャ、葉っぱは順調。目下、葉っぱ製造機ってとこです(笑)。

いや〜、花は付けども付けども雌花が咲きませんねぇ。苗をいただいたお隣さんに伺ったら、やはり雄花の連続とか。でも、先日のこと「やっと雌花がきた!」と。その後は雌花にめぐまれ、つぎつぎと花の下に小さな結球ができています。地植えの強みかなあ。

「庭トロ1号」カボチャ、がんばれ! 心境は「念ずれば、雌花ひらく」 いつもこうだ(^^;)。

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PUTON 2009/06/07

2008年9月28日に苗から植え付けたルッコラが、いよいよ最終段階の種取りを迎えました。種取り直前のルッコラの様子を記録し、「庭トロ1号」のルッコラの旅を終えることにします。

いや〜、それにしてもルッコラも立派ですが、「庭トロ1号」、完璧にルッコラの一生を支えてくれました。エスカベージュを飾った若葉、まるでほうれん草のように、お浸しにも鍋の具材にもなった大人のルッコラ。そして種を残し、次世代へとつなげてくれたのも「庭トロ1号」の縁の下の活躍のおかげかな。

さて、このあとはいよいよ種を取り、二世代目の活躍がスタートします。ここからは、新コーナ「身近なタネの実験室」へと引き継ぐとします。

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PUTON 2009/05/24

5月6日にカボチャを定植して18日。水タンクがほぼカラになりました。インジケータで見ると空ですが、培養土はまだ乾いていません。明日いっぱいまで様子を見て、はじめての液肥を足そうと思います。

子細に観察すると、そろそろ花が付きそうです。カボチャははじめてですが、「プランター菜園 コツのコツ」によると受粉が必要のようです。それも朝10時までにとあります。ファイブ・トゥー・セブンナーのわたしはどうすれば???

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PUTON 2009/05/16

これまた、10日振りの庭トロのカボチャです。

こちらもずいぶん大きくなっています。まだ液肥は与えていませんが、あらかじめ培養土に仕込まれた元肥が効いているのかもしれません。この調子でいくと、そろそろ蔓をどう巻かせるか、考えておく必要がありそうです。

ところで、今回の「庭トロ1号」には新しい揚水ヒモを使っていますが、この揚水能力がかなり高そうです。培養土の表面がよく濡れています。あるいは、ヒモ2本は多いのかもしれません。カボチャが大きくなるとバランスがよくなるかな。

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PUTON 2009/05/06

昨日、北隣りで家庭菜園をしておいでのご主人から、カボチャの苗をいただきました。蔓が伸びるのでどこに植えようかと思案するうち、「庭トロ1号」に思い当たりました。

問題は、やはり蔓ですが、プランターを中心にカボチャタワーを作れば何とかなるかと、例によって妄想が沸き、スタート開始です。

さっそく、昨年使用した「庭トロ1号」を取り出し、清掃するとまったく問題なく再利用できます。ただし、今回は揚水布を新開発のものに変更しました。○○大学○学部の○○教授開発のヒモです(笑、許可が得られたら○を埋めますね)。

昨年は、揚水布を左右に橋を架けるように渡していましたが、今回布を真ん中で二分し、5センチほどを土のなかに突き出すように埋め込むことにしました。そのかわり、もともと三カ所だった布を一カ所(一カ所を二分しているので、ヒモとしては二本です)に減らしました。土は、昨年と同じアイリスオーヤマの「ゴールデン培養土」です。

仕込みの様子は写真のとおりです。左上が再利用の「庭トロ1号」。右が揚水布を通した状態。左下が途中まで培養土を入れたところ、右下が完成です。この段階ではまだ液肥は入れていません。下の溶液タンクに入っているのは、たんなる水道水4リットルです。培養土は潅水してあります。

右下の写真の庭トロの下に白いトレーが見えますが、水が張ってあります。ナメクジ対策です。まさか、船を漕いではやってくまい(笑)。

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PUTON 2009/05/04

久々の「庭トロ1号」のルッコラのネタです。

いやあ、スゴイ、アッパレ、っていうか、なんて生命力の強いことか! 雨にも負けず、風にも負けず、寒さを乗り越え、主人の怠慢で途切れそうになった乾きにも負けず、よくもまあ、生きながらえているものです。

ついでにいうと、種サヤの白い点、カイガラムシの駆除の際に付着したマシン油の跡です。つまり、降りしきるマシン油の雨も耐え忍び。

こうなると、相手は枯れかけた植物とはいえ、人情というものが。やがて収穫できるであろうルッコラに、なにやら愛おしさのような感情がわいてきます(^^)。

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PUTON 2009/04/19

4月も後半に入りましたが、「庭トロ1号」のルッコラ、まだまだ健在です。っていうか、まともに人生をまっとうしているという状態。縮れた花を携えつつ、草丈1mの立ち姿で優雅に風に揺れています。

そのルッコラに、いっぱい種サヤができています。大きなものだと2cm位あります。このまま枯れるのを待てば種が採れるはずです。

ルッコラって、「庭トロ」で育てるまでイタリアンのトッピングでしか知りませんでしたが、いやはやほんとうに立派です。葉は、サラダ、お浸し、鍋に、蕾はパスタの具材に(これはまだ未体験ですが)、そして種まで採れるのですから。

庭はほんとうにミラクルです。ん十年、知らずに過ごしたことが悔やまれます(><)。


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PUTON 2009/02/28

(撮影日:2月15日)
「庭トロ1号」のルッコラがどうやら冬越えをしたようです。どうです、この青々とした姿。まるでダイコン葉ですね(^_^)。ルッコラが周年作物だと知ったのは昨年の暮れですが、実際にこうして育っている姿を見ると、なんともたくましい。

味ですが、ルッコラ特有の胡麻味は残っていますが、夏の若葉ほどシャープではありません。薬味感覚でパスタに掛けたりして食べてみましたが、パセリ代わりにはなりませんでした(笑)。

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PUTON 2008/12/30

二十日ダイコンが寒さに震えているのが忍びない。「庭トロ」を屋内に置くのは簡単だけど、それだと日当りがむずかしい。というわけで、超インスタントの温室をしつらえました。

仕掛けは簡単。庭トロごとビニールのゴミ袋のなかに入れただけ。袋の底に庭トロが鎮座し、このままゴミステーションに捨てられてもおかしくない風情(笑)。それでは困るので、竹ヒゴで対角に簡単な支えを入れ、袋の口を洗濯バサミで閉じてみました。

陽が射しはじめると温度計の針がグングン上がって、曇りがちな今日でも夕方まで平均15℃ほどをキープしています。袋の内側にに水滴がついて日光が遮られるのがちょっと気になりますが、まあ、生育に必要な光量はありそうです。

元旦まであと二日。いくら温室に入れたからといって、元旦には収穫できそうにありませんね。せめてお正月のうちに大きくなってくれるといいな。

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PUTON 2008/12/29

ルッコラって、この季節でもちゃんと収穫できるなあと思ってしらべてみると、周年作物なんですね。「庭トロ1号」のルッコラも、健気に葉っぱを縮めながら青々と育っています。

食べてみてもルッコラのあの爽やかな苦みと、胡麻の風味は失われていません。むしろ、若い葉よりも食感がしっかりしていて、もしかしたら鍋の具にもなりそうです。

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