体験発表会の食後に遭遇したPCのトラブルからやっと立ち直りました。いちばんの痛手は、写真データがすべて失われたことです。8,000枚ですよ、8,000枚! 植物、昆虫、雲、景色、カリロボ・・・そして、家族の写真がちょっと(笑)。まあ、心機一転、写真からはじめるしかありません。
とはいっても、季節は真冬。庭の話題にこと欠きます。こういうときは、掃除、庭の手入れです。というわけで、メッセージ再会の最初の話題は庭の手入れの第一歩、庭の掃除です。
この時期庭掃除をすると、だいたい左の写真くらいの量の落ち葉や枯れた植物が集まります。昔はこの手のゴミは、庭の一角にあつめて燃やしていましたが、ダイオキシンが発生するとかという話が世の中を駆け巡ってからは、庭で焚き火もできなくなりました。いまから思うに、あのダイオキシン騒動って、なんだったんでしょうね。
右の写真は掃除の途中でみつけたモンキチョウです。こんな寒いのによくいたなあと思ったら、どうやらそのままの姿で凍死していました。
ケヤキの幹をよく観察すると、節や枝分かれしたところに、かなりの数のカイガラムシがついています。これを駆除するのも冬の仕事です。
ついでに、笹箒で掃いたあとの庭の様子を。終わったと思ったら、妻がいつの間にか花の苗を用意しています(笑)。仕方がないので、庭の一角に花用の土入れをいました^^
今年も12月29日、冬休み恒例の庭掃除をしました。あらためてこのコーナの写真をながめると、毎年毎年、同じ日に同じことをしてますねえ(笑)。
さてさて、今年も変わらぬ庭掃除ですが、わたしの庭には頭上にケヤキ、地面はコンクリート格子とバラスです。この上にケヤキの葉が落葉すると、バラスと枯れ葉が混ざって厄介です。
実はこの落ち葉と小石の組み合わせ、神社やお寺の定番です。なので、掃除の方法も同じ。新しい笹箒を用意し、薙刀を構えるように低く持ち、地面スレスレを泳がすように掃くと、簡単に落ち葉をかき集めることができます。
この方法、神社で見かけた掃除のやり方を真似たものです。もし、落ち葉と砂利でお困りのかたは、ぜひお試し下さい。
ケヤキのおかげで冬に近づくと庭に落ち葉が降り積もります。木の成長とともに、その量も増加しているようです。なのに手入れは年々ズボラに(笑)。
今年も最後の週になってやっと庭の掃除をしました。このコーナの冒頭に掲載した昨年と、ほとんどおなじタイミングですね。ただ、冒頭に掲載してある昨年の写真と見比べると、ゴミ袋が有料になってますね(-_-)。
掃除が終わるとすっかり夕闇せまる時刻。日陰から撮った写真の色合いがよくないので、掃除の終わった庭をモノクロにしてみました。写真右の奥に見えるのはプロトタイプのクッキンガーデンです。庭に放置して1年8ヶ月になりますが、ぜんぜん問題なし! です(^^;)/。
冒頭のテーマ説明のように、冬場にいちどカイガラムシの駆除をしましたが、春の到来とともにまたカイガラムシが勢力を伸ばしてきました。
今回もまずはタワシとブラシで物理的に駆除しましたが、葉の新芽の脇に付いた虫を取ろうとすると芽まで取れてしまいます。こそげとるのも限界がありそうです。そこで、薬剤で駆除することにしました。
使用したのはカイガラムシ駆除の定番ともいえる石灰硫黄合剤、いわゆるマシン油です。本来は発芽前に散布するべきですが、いまは発芽まっさかり。
しかし、このまま放置すると、さらにカイガラムシが増え、その排泄物に黒いカビが発生します。これがスス病です。この病気が発生すると、文字通りケヤキの葉が黒ずみ、デッキや庭石に落ちて同様に黒く汚れます。今年はこれをなんとかして防ぎたい気持ちから、薬害が心配ながら、決行することにしました。
石灰硫黄合剤を散布する場合、下記の注意が必要です。
1)発芽前に散布する(上記)
2)強アルカリ性のため、石、外壁、デッキ、植物に付着すると白化する
3)使用できない噴霧器があるので、事前に確認する
4)もちろん、皮膚に付着したり吸い込んだりしないように、手袋、雨合羽、マスク、ゴーグルを着用する
5)できるだけ飛散しないように、早朝の風のないときに散布する
写真にカイガラムシが付着した様子を示します。下段は、使用した石灰硫黄合剤と噴霧器です。500ccの原液の半量を使用し、説明書通り7倍に希釈して使用しました。
下段の右に、飛散したマシン油がデッキを白化させた様子を示します。丸い部分だけが物陰になり、マシン油が飛散していません。その周りが広範囲にわたってい白化している様子がわかります。
ただし、この写真は、飛散したマシン油を落とすためにデッキを水洗いしたあとで、濡れた状態のため、乾いた状態よりは誇張された見え方になったいます。乾くと、ほとんど気にならない程度です。
どうか、ケヤキの新緑に薬害がでませんように。
(上:モクレン、シャラ 下:アジサイ、サンシュユ)
真冬の、でも日差しにどこか春の到来を感じさせる上天気の日曜日、久々に庭に出て植物の観察をしました。庭木はどれも一見、枯れ木の風情ですが、よく見ると、そこかしこに無数の固い新芽が姿をあらわしています。そのいくつかを写真に納めてみました。
モクレンやシャラの芽は繊毛に覆われて、光のなかでキラキラと輝いています。ピスタチオのように割れた固そうなサンシュユも、写真で拡大してみると、なんだか固いコートのような表皮につつまれています。
アジサイの芽に見えるのは若葉の赤ちゃんです。若葉の緑が、まるでゼリーのようです。柔らかく形成されつつある葉脈が胚を思わせます。写真にはありませんが、ユキヤナギはもうところどころに花を付けていました。
「春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒(はなお)の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている」
冬のなかにいるみいちゃんが、いまさらのように思い浮かびます。もうすぐ春ですね。春の香りのなかで庭ゴハンのできる休日が待ち遠しい。
冬休みの最終日、ケヤキのカイガラムシを駆除しました。一般的には石灰硫黄合剤(マシン油)を散布するようですが、すでに新芽が出ているのと、野菜や花が生えている庭に薬剤を撒くのをためらい、タワシで物理的に剥がしとることにしました。
写真左はケヤキの新芽です。右は、枝の脇についているカイガラムシ。幹や太い枝に着いたカイガラムシはタワシで簡単に落ちますが、こういう小さな枝の脇の部分は指先やヘラで落とすしかありません。
でも、一時間半ほどの格闘の結果、なんとか目視で確認できる範囲のカイガラムシの駆除が完了しました。指先は虫をつぶして出る体液で赤茶色のペンキで汚れたようになりました(;_;)。
ケヤキ、少しは喜んでくれたかな。3月からの新緑が楽しみです。
掃除で殺風景になったコンクリート格子の溝にパンジーとビオラを植えました。これは妻の仕事です。
別テーマの「わが家の庭は100%手作り」に書きましたが、コンクリート格子の底は暗渠になっています。暗渠の粘度層とコンクリート格子の間はバラスが敷いてあり、排水しやすくなっています。そのため、溝に植物を植えるのも好都合です。
これまで、ネギ、バジル、パセリといった葉もの野菜も植えましたが、もちろん花でも簡単に植え込むことができます。まあ、地面に備え付けのプランターみたいなものですね。プランターと違って移動はできませんが、そのかわり、鉢が露出しないメリットもあります。
苗を植え込むだけの手軽さのせいか、ここ数年、格子溝は妻の領地になりました。春になったら、他の溝も花が進出してきそうです(^^;)。