2月も半ばに「Spring has come!」としてはじめたコーナですが、夏も盛りになったので「庭の花アルバム」に名前を改めました。あなたのお庭にはどんな花が咲いていますか? お便りをお待ちしてま〜す。
デッキの片隅に設けた小さなビオトープに、今年もミズカンナが花を咲かせました。ハナアブが蜜をもとめてやってきました。
今年購入して鉢植えにしていたムクゲが、やっと花を咲かせました。以前から固い蕾がたくさん付いていて、今か今かと待っていたところ、一晩のうちに一斉に花を咲かせました。
咲いてみると、カーネーションというか、まるでティッシュをクシャクシャとまとめたような姿です。咲いたその日の朝、薄日に花びらが透ける様子がきれいです。
お隣さんの道ばたに、もうずっと咲き続けているヤブミョウガ。とても花期の長い植物です。
テッセンは花も豪華で奇麗ですが、花が落ちたあとできる繊毛も、また違った美しさがあります。
昨年は、繊毛にくっついた水滴の様子を掲載しましたが、今回は西日に輝く繊毛の様子です。
フヨウの朔花も魅力的ですが、光輝くテッセンの繊毛もまた美しい。植物って、なぜ美しいのだろう。花はなぜなしに咲くとはいうけれど、理由を知りたいものです。
散歩道のTさんの庭先で、こぼれるようにミントの花が咲いていました。紫色の小さな雄しべが可愛くきれいです。
それにしても、こうして花の写真を撮ると、かなりの確率で虫たちが群がっている様子がわかります。
もし、植物と昆虫のフィルターがあって、植物だけを隠したり、昆虫だけを隠したりして撮影できたら、どんなことになっているのでしょうね。星空のように虫たちが空間にちりばめられているのかな。
鉢植えをしているムクゲに蕾がつきました。大の字にキッと結んだ口先が、いかにも固そうです。こういう姿を見ると、白状しろとはいえません。
でも、あと何日かで、きっと口を開く。何を話してくれるのかと思うと、とても楽しみです^^
まだ夏のはじめだというのに、バジルに花が咲きました。長日期に入っているにしても早いので、摘み取るしかないかな。いつもバジルは余らせるけど^^
昨年植えたその場所に、今年もフウセンカズラが生えて来ました。一年草なので、こぼれ種から生えてきたものでしょう。
まだ1センチにも満たない小さな果実ですが、涼しげな姿が、いかにも夏の植物を思わせます。
今年もたくさん茂って、ハートマークの種が取れるといいな^^
町内の道路脇に咲いたヤブミョウガです。もうかれこれ15年まえごろに、そのお宅のおじいさんが植えたものだったように記憶しています。
植物はおもしろい。芽を出して花を咲かせ枯れ落ちてその生涯を終えても、また転生してくるようなところがあります。厳密にいうとおなじ個体ではありませんが。
人間はどうなんでしょうね。知らないだけで、実際は転生していたりして^^ 仏典などではそうなっていますからね。ホントかも^^
写真の白い花が終わると黒い実が生ります。花の形がとても個性的です。
お隣のSさんの庭でたわわに色づきはじめた夏の青柿です。色づいたといっても、実りというわけではなく、見てのとおりの青垣。じつに奇麗な青い実です。
夏の青空に胸をなるような、この見事な姿に心を奪われる人も多いらしく、「「柿若葉」「柿の花」「柿の薹(とう)」など、実の熟する前の姿をとらえた夏の季語としても用いられる。」そうです。ツイッターで@Shiro Baraさんに教えていただきました。