2月も半ばに「Spring has come!」としてはじめたコーナですが、夏も盛りになったので「庭の花アルバム」に名前を改めました。あなたのお庭にはどんな花が咲いていますか? お便りをお待ちしてま〜す。
今年も元気一日にカンナが咲きました。すごく増えてきたのでかなり間引きましたが、よく育ちます。青葉も花もとっても大柄で、ウチの庭のなかではいちばん大柄かもしれません。多年草で、咲かせるのに手間はかかりませんが、間引くときは大量のゴミになります^^
原産地は熱帯アメリカだそうで、いかにも熱帯植物という姿です。カンナの語源は葦だと聞くと、世界中にはいろんな葦があるんだなあと思います。
写真左の花は7月11日、右の青葉は6月4日に撮影したものです。
散歩道から5mほど外れた茂みに、気になる赤を発見! ピークを過ぎていますが、赤をベースに緑と点のアクセントが印象的です。ジャーマンアイリスも貴婦人系ですが、こちらの方がスリムで、すこしシャープな感じがあります。
調べた末たどりついたのがアルストロメリア(百合水仙)。南アメリカのアンデスあたりが原産だそうです。こういう植物が散歩道にぽつんと根付いているのが驚きです。園芸的に手が加えられているのかな^^;
お向かいさんの庭でヘクソカズラを見つけました。
何とも気の毒な呼ばれ方ですが、万葉のころは糞葛と呼ばれ、後に「屁」が加えられたといいますからよほど臭いかと思いきや・・・甘臭葛にでも改名してやりたいほどの香りでした。
花も葉も嗅いでみましたが、ドクダミの方がだいぶ臭い。成長期によって臭いの強さがちがうのかな。「屁糞」はちょっとかわいそうな気も^^
7月3日に撮影したネジバナです。一昨年の6月27日におなじ場所で、こんなに捩じれて咲いていたのと比較すると、開花が遅いように思います。
庭のミニバラが盛りです。いずれも親指の先から、せいぜい5センチ程度の大きさですが、薄暗い雨上がりの庭先などでひっそりと咲いている姿は、息を飲むほどきれいだなと思うことがあります。
ただ、こういう単色のバラの花、とくに赤色をカメラに収めるのはほんとうにむずかしい。このコーナの写真はすべて、リコーのGRD3かGXR+P10で撮影したものですが、いずれも真紅の撮影には苦労します。他のカメラはどうなんでしょうね? 腕だけの問題かな^^
(撮影日:左:6月28日、右:6月30日)
庭にヤブカンゾウの花が咲きました。蕾の時間がとてもながく種類もわからないことから、いったいどんな花が咲くのかなと期待していました。でも、咲いたとたんに花がどんどん成長し、あっという間に散ってしまいました。
ヤブカンゾウは薬にも食用にもなるそうです。こちらのページに食べ方が書いてあります。
(撮影:6月28日)
お隣さんの菜園の脇に、キキョウの大輪が咲いていました。子供のころは庭先でよく見かけたものですが、最近はあまり見かけなくなったような気がします。気のせいなのかな。
満面に西日を受けながらピンと張りつめた姿が、まるで鋏で切り取られた切り絵のようです。
デッキにしつらえた小さな小さな湿原に、ことしもシラサギカヤツリが姿を見せました。ちなみに、2009年には同じ場所でこんな姿で咲きました。
植物としての強さが、切れのいい涼しげな姿に結実している。江戸の粋、って感じ^^
掲載が遅れましたが6月も半ばになって、やっと我が家の庭にもドクダミの花が咲きました。写真は6月21日に撮影したものです。
町内では6月のはじめから花を見かけましたが、全体的にウチの庭は花が付くのが遅い気がします。少し温度が低いのかな。
その匂いや薬効とは裏腹に、花はどこか慎ましやかです。
斑入りキンシバイの花が次々に咲き始めました。まだ背丈は30cmほどですが、花の数は数十もあります。
ひとつひとつの花の、雄しべがまことに豪華です。いったいその数、何本なんだろうと思ったら数えた方がいて、300本以上もあるそうです。ぼくも数えてみようかな。