2月も半ばに「Spring has come!」としてはじめたコーナですが、夏も盛りになったので「庭の花アルバム」に名前を改めました。あなたのお庭にはどんな花が咲いていますか? お便りをお待ちしてま〜す。
花というより木ですが、毎年この季節になると、サンショウが鮮やかな緑の葉をつけます。そのひとかけらを手のひらに取り、もう一方の手のひらでパチンと叩くと、なんとも爽やかなサンショウの香りにつつまれます。
そして、この時期が過ぎると、アゲハチョウの幼虫の餌になります。出番といえば、木の芽和え、タケノコの煮付け、うなぎの蒲焼き、お吸い物、ちらし寿司などですが、どちらかというと、香りの飾り付けなどの脇役が多いようです。
でも、大葉といっしょに和風ジェノベーゼのソースにする方法もあるとか、ことしはアゲハチョウの食料になるまえに、主食でいただくとしましょう^^
はじめてエンレイソウを植えました。花も実もなる植物で肥料食いだということなので、しっかり元肥を仕込んで植え付けました。
フキの茎のように地面からすっくりと伸びた頂部に三つ葉が付き、その上に乗っかるように花が咲く、ちょっと風変わりな植物です。
毒草ですが果実は薬にもなる、なかなか含みのある花です。譲ってくれた方の話しでは「ちょっとめずらしい八重のエンレイソウ」とのことで、開花が楽しみです。
今年も例年通り、庭のデッキの暗がりにスズランが花を咲かせました。今年は回りのニラを少し間引き、風通しをよくしたせいか、花付きも形もいいようです。
昨年、庭のカーペットほどに増えたヒメツルソバが、今年も花を咲かせました。花の終わったころかなり丁寧に引き抜きましたが、やはり外来種は強いですね。今年は、あまり増やさないように間引きながら、上手にピンクの花を楽しむことにしましょう。
そろそろクレマチスの開花が伝えられる季節になりましたが、我が家はまだこの状態です(撮影:4月30日)。
でも、昨年に比べると蕾の数はかなり多いようです。最初は鉢植えでしたが、いつの間にか底から地面に根が伸び、いまでは欅の木に絡まりながら成長しています。
「アイリスの一滴」なんていうと目薬のコピーみたいですが(ふ、古い!^^)、雨上がりの朝に新緑の緑の上で丸まった水滴は、ほんとうに奇麗です。写真は、ジャーマンアイリスの葉の上で見つけた水滴です。
我が家の庭は全般に植物の開花が遅く、アイリスが咲くのはたぶん5月の中旬以降。その間に、すっきりと伸びた新緑の葉と、こうしてときに結実する水滴を眺めるのもいいものです。
愛用しているリコーのGXR+P10に、「ミニチュアライズ」という機能があります。これまでまったく使ったことがなく、ものは試しと庭の花で試してみました。
ミニチュアライズというのは、働きとしては画面の中央を通常どおりピントを合わせ、上下をなだらかにボカしただけのものですが、印象としてはまるでミニチュアモデルの写真を見ているような印象に仕上がります。
写真上と左下がミニチュアライズで撮ったもの、右下が通常の写真です。たしかに、ミニチュアモデルのような印象になります。なんかこう、ほんとうに作り物みたいです。面白いといえば面白いけど、ここに掲載する写真にはマクロ撮影したものが多いので、やはり、ちょっと出番はなさそうです^^
三年越しで蕾を付けたクリスマスローズが、やっと、やっと花を咲かせました。
花が下向きに咲いています。クリスマスローズは別名「雪起こし」というそうです。重い雪を持ち上げながら、年月の末にできた名前と姿なのかもしれません。
こういういわれや姿を目にするたびに、植物って、ほんと健気だなあと思います。
今年もアスパラガスの季節になりました。お隣さんの畑ではもう二種間ほど前からニョキニョキと顔を覗けていました。地下では繋がっているくらいの近さなんですけど、時期が違うのはなぜなんだろう。向こうは雌株、こちらは雄株。その違いかな。どうなんだろう。
例年と違って寒さがぶり返すことの多い今年の春ですが、自宅の近くの散歩道には確実に春の訪れが。
写真上は白花タンポポです。いぜんから白花の実物を見たいと思っていましたが、三年ほど経過してやっと一株を見つけました。半月ほど前に見つけたときは蕾でしたが、やっと開いた状態での撮影に成功^^/
下の写真は、山ツツジと柿の若葉です。桜の木にはまだ花が名残を止めていますが、葉桜が終わらないうちに、もうツツジの開花がはじまりました。
柿の葉も、このころの若葉はほんとうに初々しい。今年は天ぷらになって食卓に登かな。