2月も半ばに「Spring has come!」としてはじめたコーナですが、夏も盛りになったので「庭の花アルバム」に名前を改めました。あなたのお庭にはどんな花が咲いていますか? お便りをお待ちしてま〜す。
数年前に苗で購入した植えたオダマキが、今年も花を咲かせました。宿根草のため毎年が楽しみな花です。
「季節の花300」によると、名前の由来は「「苧(お)」という繊維を、中を空洞にして丸く巻き付けたもの(苧玉(おだま))に花の形が似ているところから。”苧(お)、玉(たま)、巻き(まき)”が「苧環」という漢字で「おだまき」と呼ばれるようになった。」そうです。
ただ、この「苧玉」そのものの形がいまひとつよくわかりません。「糸繰り機」で形作られたものとまでは想像できますが、花の付け根の曲がった距(きょ)の部分のように巻かれたものがなかなか見つかりません。反対に、花の形から、このような形に繰り取られた糸巻きがあったんだろうなと想像しています。
冬頃コンクリート格子に植えた球根から、アネモネの後で花を付けました。ちょっと大人っぽい印象の花で「いいな〜」と思いつつ、名前がわからず掲載できませんでした。
ちょっとフリージアに似てますよね。それを頼りに検索してたどりついたのが「バビアナ」。でも、バビアナの解説には「葉に毛がある」という記述も。写真のものはツルリとした剣状で、とくに毛はありません。となると、違うかな〜。
園芸品種は、植えたときに種袋(球根袋)を撮影しておかないと後がたいへんです。袋を取っておけばいいと思いつつ。これが捨て「られ」ちゃうんですよねえ^^。なので、「撮っておく」。これがイチバン!
和名では「甘野老」と書くそうです。この漢字表記に誘われて由来を探すと、「季節の花300」にこうあります。
「地下茎が「野老(ところ。ヤマイモの一種)」に似てかつ、野老は苦いのにこちらは甘いので「甘い野老」から「甘野老」になった。若芽はゆでて食べられる。」
なるほどな〜。リンク先の「野老」の別名が「鬼野老」とあり、その解説がまた面白い^^。それにしても「季節の花300」には、ほんといつも感心することばかりです。
(撮影:4月13日)
庭に咲いたスノーフレークです。スズランを思わせる姿のせいか、名前と姿がどうも不似合いです。和名ではオオマツユキソウ(大待雪草)、あるいはスズランスイセン(鈴蘭水仙)というそうです。こちらの名前の方が、しっくりきます。
庭に植えてしばらくして名前を知り、花を嗅いでみてはじめて匂いを意識しました。道を歩いていても香りがただよってくる金木犀のような強い香りはありませんが、ほのかにいい香りがします。つる性の低木で生け垣に使われることが多いようです。
庭に放置していたアネモネの花が散り、朔果が割れて綿毛に覆われた種が出てきました。その一部はすでに風に運ばれて、どこか彼方へと飛んで行ってしまいました。
自分では歩くことのできない植物が、こうして飛び立つことができるのは、ほんとうになんという計らいでしょう。
庭のデッキの下に、今年もスズランが咲きました。春先とは思えない一昨日の激しい雨のせいで、飛び散った土が葉に残っています。
可憐な姿とは裏腹に、スズランを生けたコップの水を飲んでも中毒がおこるほどの毒性を持っているそうです。美しいものにあるのは、トゲだけではないようです(笑)。
この季節、どこでも普通に目にするカラスノエンドウです。写真は、いましがた、散歩の途中で目にしたものです。
まあ、一般的には土手の草でしょうね。でも、この小さな花がけっこう好きだったりします。好きなものは撮るのも熱心。ということで、4枚の写真を並べてしまいました^^。
団地の道路脇によく見かける花です。とても奇麗で、清楚ながらちょっとお化粧の入ったような表情が好みです^^;
実家では庭にも咲いているので、土手のひと株を、分けていただけませんか。というお願いを、誰に言えばいいのでしょう。
雨上がりの庭は、まるで水と植物の玉手箱です。今朝ほど庭で見かけた花の様子をご紹介します。左上がニゲラ、あとはいずれも散りはじめたチューリップです。
このあと晴れることを期待しましたが、残念ながら今日は一日どんよりとした曇り日でした。プランターへの種蒔きも気が進まず。やっと取れた休暇なのに〜>_<