2月も半ばに「Spring has come!」としてはじめたコーナですが、夏も盛りになったので「庭の花アルバム」に名前を改めました。あなたのお庭にはどんな花が咲いていますか? お便りをお待ちしてま〜す。
庭のコンクリート格子のあいだからアネモネが姿を現しました。妻が球根を植えていたものです。
成長すると大柄な花びら(萼片)に目を奪われて気づきませんが、たくさんの繊毛に覆われています。風に運ばれやすいように種にはたくさんの毛が生えているそうですから、その名残かもしれません。
もう、春ですね〜。
花ではありませんが、新芽のついでにご紹介。いつの間にか、コンクリート格子の間にネギが顔を出していました。妻が庭掃除の際に絶滅危惧に追い込んだネギたちです。生き延びていてよかったね〜(^^)/。
こんなに大きくなるまで、なんで気づかなかったのだろう(^^;)。でも、品種は何なのか。左は細ネギかヤッコネギ、右は何なのか???
冬至から一ヶ月が過ぎ、庭のあちこちに新芽が顔をだしはじめました。下のメッセージの福寿草に続き、その一部をご紹介。
左上はモクレン、右がチューリップ、左下がアジサイです。右下は何だろう。妻の仕業です。技を仕掛けるのはいいけれど、メモくらい残してよ〜(笑)。
先週行われた「豆花展」で柳忠義さんの器を購入したあと、無造作に庭のノイバラを生けました。一週間で芽がおおきくなり、小葉らしく緑がくっきりとしてきました。
こういう品種は園芸種かどうか紛らわしいことが多いですが、こちらの解説によると間違いなくノイバラのようです。
今年も福寿草が同じ場所に芽を出してきました。昨年は2月に開花しましたが、あと一ヶ月ほどです。
体内に蓄えた記憶により、自然を感知して芽を出し、しかも光量に応じて花の姿を変える。ほんとうにスゴイですねえ。その生命を思うだけで、何にとはなしに感謝したくなります。
上天気に誘われて、というか、妻にクルマを乗り取られたおかげで(^^)、市内をぶらぶらと散策しました。石関町界隈に歩みを進めると、ちょうど「アートスペース油亀」で「花のための器展『豆花展』」が開催されていました。
その小さな花器に、見慣れない赤い実を発見。ナンテンなどの在来種とはちょっと趣が異なります。写真を撮り調べてみると、どうやら「ヒペリカム(小坊主弟切)」という園芸種のようです。ここにとても詳しい解説があります。
姿が可愛らしく生け花などによく使われる品種のようなので、庭の花ではありませんが、メモ代わりにアルバムに記録しておくことにしました。
5月から6月にかけて一風変わった姿で魅了するニゲラが、すごい勢いで自生しそうな気配です。
ジャリの下のわずかな土のなかでは、どんな触手が根を生やしているのだろう。地上の姿に負けないくらい尖ったかっこうで根を張っているのだろうか。
庭石との取り合いが面白く、モンドリアン風に並べてみました。プレビューをつなげてみると、お家のように見えるでしょ(^^)/。
今年もスイセンが咲く季節になりました。こちら岡山では、瀬戸内海にある六島(むしま)のシンボルフラワーになっています。
スイセンにはその学名がNarcissusであるように、呪いをかけられ水面に映った自分の容姿に恋をする美少年ナルキッソスの逸話が込められているそうです。どうりで、うつむいて咲くわけです(^^)。
それと、スイセンはその姿とはうらはらに毒のある花として知られていますね。どの程度の毒なのか調べるうちに、「医薬品情報21」というサイトに行き当たりました。なかなか面白い内容です。
スイセンを食べると立派な中毒になることがわかりますが、殺人の道具にはならないようです。Wikipediaに「スイセンの致死量は10g」とあるのは、嘔吐しなければということでしょう。
これは庭の花ではありません。妻が園芸店で買ってきたものです。花束のなかで花も付けないのにいつまでも葉が青く、そのまま花瓶に生けておいたところ、葉脈から花が咲き。「え〜っ、何コレ!?」と話しに花を咲かせてくれました(笑)。
はじめのうち、昔ときおり目にすることもあったナギイカダかと思いましたが、葉の先に固い刺がないのでボツ。しばらく調べるうちにルスクス・ヒポフィルムに行き当たりました。
首の下の視界にいつも青々とした葉が見える花って、どんな気持ちなのでしょうね。
花期6~8月の夏の花ですが、そのころ抜き取って水鉢に指したまま放置していました。そのホオズキが枯れて、今朝の陽光のなかで見事な姿を見せていました。枯れても枯れても、どこか魅了されます。背景のテーブルはプロトタイプのクッキンガーデンです。