2月も半ばに「Spring has come!」としてはじめたコーナですが、夏も盛りになったので「庭の花アルバム」に名前を改めました。あなたのお庭にはどんな花が咲いていますか? お便りをお待ちしてま〜す。
いつも庭の決まったところに咲くノイバラです。単色の花が付いたのをあまり見ることがなく、写真右のように、たいていはピンク、白、赤のラデーションを見せてくれます。
左は、めずらしく目に止まった白花です。でも、これもやがて色づくのかもしれません。
この花、家族の間ではテッセンと呼び習わしていますが、実際にはたぶん、クレマチスの園芸品種ではないかと思います。
いつも、ケヤキの枝にからまって鈴なりに花を付けます。ケヤキの新緑と、白くペインとした木格子なのかで、よいアクセントを添えてくれます。
いつでも庭にあって、涼やかな姿で気持ちを和ませてくれる葦の草。でも、名前がわからず掲載もままならない。そんな状態がずっと続いていました。そのイライラが、やっといま解消。
「あ、ねえ、十和田葦だって」
「おお、コレが、アレか!」
宝箱を開くパスワード??? いえ、ホームセンターで苗を物色していた妻の発見でした(笑)。
記憶の映像検索ができるのは、いまのところ人間だけ。いつかGoogleもできるようになるのかな。そんな物騒なことになる前に、もっと目が見えるように心を鍛えなくては。
といっても、新色発表会ではありません(笑)。
少し湿り気のある日当りの悪い場所に、密かにカラーが葉を覗かしていました。とても艶やかにきれいな葉です。ビオトープのカラーのように根が詰んでいないんでしょうね。
でも、なぜここにカラーがといぶかしがると、これもやはり妻の仕業でした。共働きのはずなんだけど(笑)。
絶滅したか(させたか)と思っていたアスパラガスが、バジルの林のなかから顔を覗けました。林をかき分けてよく見ると、太めのボールペンくらいな茎が一本と、指先ほどの茎の頭がありました。
雨上がりのせいで、若い茎に砂がいっぱい飛び散っているその姿が、かえって初々しくみえますね。
お隣さんの畑ではもう一ヶ月前くらいからぐんぐん伸びていましたから、相当に出遅れのアスパラガスです。今日はしっかりと雨が降ったので、明日には食べごろかもしれません。
やっと出てきたことを思うと、なんだか採るのをためらいます。でも、姿が整ってくると、可哀想な気持ちより食欲が勝っちゃうんですね(^^;)。
枯れ果てた小さなビトープのなかで、カラーが何とか冬越しをしたようです。カラー(オランダ海芋)の葉が大きくなってきました(写真左)。ただ、花がかなり捩じれて育っている様子から、相当に根が混んでいるようです。
同じ鉢でミズカンナの葉も出始めています(写真右)。近いうちに根切りをかねて、鉢の中を整理した方がよさそうです。
もう何年も前からデッキの下に自生しているスズランが、今年も花を付けました。まだ一番花といったところで、小さなカップが並ぶのが楽しみです。
右の写真は、開花直前のアマドコロ(甘野老)です。これも、スズランの近くに自生しています。
自分では植えた覚えがないので「自生」と書きましたが、そもそも自生の定義ってどうなんでしょうね。調べると、とてもこの庭にスズランが自生したとは思えなくなり、妻に聞くと・・・
「あ、植えたわよ。ずいぶん前に、実家からもらってきたの」
と、いともあっさり。
「庭よりも、妻の日常、我知らず」
このつぎは何が「自生」してくるか。そのときはまずは自省しなくては(笑)。
生きていたチューリップの花が開きました。他にも生きていた株があり、もっか二輪の花の趣きです。
何年か前チューリップの球根を庭のどこかに植えました。これといった手当もしなかったせいか花も咲かないまま、植えたこと自体を忘れていました。
そのチューリップが、どうやら息を吹き返したようです。よく見ると、ふた株の花弁が赤く色づきはじめています。生きていたんだねえと、そんな話をしていたら、iTunesでチューリップどうかしらと妻の声。
「♪きみの心へつづく
長い一本道は・・・」
すぐになつかしいメロディーが流れてきました。
散歩道でツクシを見つけたのは先週のこと。そのときはよく目に入ったなという感じでしたが、一週間経った昨日は、そこかしこにツクシが伸びていました。
来週には、佃煮になって全滅かも(笑)。手間はかかるし指も真っ黒になるけど、土筆の佃煮はなかなか美味しい。手間とご利益のバランスがイマイチなのが残念ですが(^^)。