2月も半ばに「Spring has come!」としてはじめたコーナですが、夏も盛りになったので「庭の花アルバム」に名前を改めました。あなたのお庭にはどんな花が咲いていますか? お便りをお待ちしてま〜す。
3月も半ばになり、庭のあちこちからムスカリが青い鈴の束を見せまじめ増した。別名ブドウヒヤシンスというそうですが、ひと粒をよくみると、たこ壷のようでなかなか愛嬌のある植物です。
今年はクリスマスローズがとてもよく咲きます。咲くまでに数年かかりましたが、いったん根付くと勢いがつくようです。
ただ、典型的な下向きに咲く花なのが残念です。色もどちらかというと地味ですが、日本庭園にしつらえた庭などで見かけると、なかなか風情が感じられます。
庭で根付く代表的な宿根草で、毎年我が庭の物置の下に花を咲かせます。光がないと花が開かないので、床下ぎりぎりの陽の射す際に根付いています。
ちなみに2010年はこんな感じに咲いていました。
毎年観察していると年々草丈が伸び、花の数も増えているようです。
花の形が墨入れに似ているからスミレになったといわれますが、Wikipediaによると定説とはいえないそうです。
とても強い植物で、真冬の寒さのなかでも小さく縮こまって花を付けています。写真は2月19日から3月24日の間に撮ったものです。気温が上がると地表部の茎が伸びてくるようです。
花の形がパンジーやビオラと似ていますが、これらは園芸用の外来種です。
この冬、我が家の庭でいちばんに春の花を付けはじめたのが黄水仙です。スイセンは多年草の球根で群生するため、一部を掘り起こしてどけておいたら、そこからぐんぐん芽が出て来ました。
写真の左上が2月26日、右下が3月24日で、左上、右上、左下、右下の順で約一ヶ月間の成長の様子です。
可憐なその姿とは裏腹に有毒植物で、ニラと間違えて食べないように注意が必要です。
とても寒い日が続く今年の冬、庭の植物もすっかり氷に覆われています。花びらにできた氷の結晶を何て呼ぶのでしょうね。というわけで調べてみると、ちゃんと「氷花」という呼び名があることがわかりました。
写真は2月5日に撮影した氷花です。どれも細い柱状に結晶が伸びていて、雪の結晶のようにそれ自体が花びらのような形のものは見かけませんでした。右上はスイセンの葉、その他はパンジーです。
この日曜日、岡山市内にある半田山植物園で見つけたカンザキアヤメです。とても見事な姿にほれぼれしました。庭の花ではありませんが、庭に植えるのもいいかなという気持ちを込めて掲載^^
庭のユキヤナギに付いた一番花です。団地の入り口では、お正月ごろから花を付けたていました。いろんな植物からもぞもぞと、芽が姿を見せはじめました。春の到来が楽しみです。
枯れた茎にできた霜柱です。値が凍らず水分を吸い上げ、水分を行き渡らせる葉がなくて吸うばかりのとき、茎から水分が押し出されてできる霜柱です。
植物のシモバシラは、この現象が起こりやすいために名付けられたようです。写真の植物は、たしか、ガーベラかハーブで、シモバシラではありません。我が家の庭の、冬の風物詩。
アスパラガスの実です。枯れてガサガサになったアスパラガスの林のなかで、赤い実がひときわ鮮明です。きっと、鳥たちの目を引くための仕組みでしょうね。
右の写真は、種が落ちる直前の実と落ちた後。中にある黒い種が透けてみえます。皮が破れて種が落ちると、左のように実の皮が白い膜になって残ります。