2月も半ばに「Spring has come!」としてはじめたコーナですが、夏も盛りになったので「庭の花アルバム」に名前を改めました。あなたのお庭にはどんな花が咲いていますか? お便りをお待ちしてま〜す。
これもヒルガオ科のマルバルコウ。和名では丸葉縷紅と書くようです。 こちらのデーターベースの記述によると、中部以南に分布する侵入生物に分類されていますが、確か、関東地方でも見かけたような気がします。
そうツイートしたら、関東地方にお住まいのフォロワーさんから、関東でも見かけますとのコメントをいただきました。データーベースの記述から10年くらいのあいだに北上したのかもしれません。
こちらはヒルガオより少し小ぶりの、コヒルガオです。花が開ききってなくて、雨粒に押されたか、なんとなく眠たそうな表情^^
傘をさしながら町内を歩いてきました。短パン、長靴、ビニ傘、肩にはブラピのストラップ。どうみても変なオジサン姿^^; でも、光量確保にビニ傘は最適。ブラピのストラップも、右手が不如意にならなくて便利です。高価なので、若干、手元不如意にはなるけれど^^/
さて、雨の中でヒルガオ科の植物が満開でした。最初の一枚はヒルガオ。花に雨粒をまぶして、なんだか生き生きしています。
庭のジャリの上を覆い尽くすように育ったヒメツルソバです。もうこの季節になるとあのピンクの花はありませんが、紅葉して赤くなった葉と濃い緑の葉のコントラストがとても綺麗です。
ヒメツルソバは外来種で、はびこることから嫌われるケースもありますが、こうした姿やピンクの花がミツバチを誘引している姿を見ると愛着もわいてきます。
カンナの花が散ったあとにできる実のようなもの。まるで野苺のようだけど・・・気になってちょっと齧ってみたけど、ジャリジャリするだけで特段の味もなし^^;
カンナの語源は「インディアンの弾丸」だとか。それほど固い種がこの中にできる??? 気になり、輪切りにしてみました。確かに種らしい粒があるけれど、う〜ん、これが弾丸になるんだろうか。カンナの回りで種を拾ったことないしなあ。
庭に咲いているサフィニア、あまりにも花が鮮やかで、花を直接撮ると赤紫の色が飽和して写真になりません。そこで、花の裏側はと見ると、実に繊細な繊毛で覆われています。これならバッチリ撮れそうとシャッターを押しました^^
地続きのお隣さんの畑に、薄明かりのなかで茎と見まがいそうな里芋の葉を見つけました。この状態から雨傘のように開いてくるんですね。う〜ん、これもただただすごい^^
庭に放置した火鉢の水たまりでガガブタが花を咲かせました。左の蕾から右の展開まで2時間ほどで。この間、いったいどれだけの細胞が積み上げられたのだろう。植物もすごいなあ。
(撮影:8月8日)
すでにこのコーナに何度か登場している庭のフウセンカズラがだいぶ大きくなってきました。とても涼しげで、いかにも日本の夏! 北米原産でも、こうして日本に心地よく馴染んでくれる植物をありがたく思うのは、ワタシの身勝手な都合なんでしょうね。
(撮影日:8月2日)
先日、近くの三徳園に行った際に見つけたクサギの花です。名の通り臭い木ですが、染めにすると渋く味のある灰色を放つそうです。
素性に裏打ちされた個性的な美しさのおかげでか、「臭木」染めと悪口を言われることはないみたいです^^