たぶん、日本でははじめての組み立て式プランターを利用した野菜作りの記録です。畑の形のアレンジが自由にできるので、マンションのベランダでも利用しやすい利点があります。興味のある方は、ぜひ、コメントにご参加ください。
(このメッセージ、間違えてこちらのテーマに投稿してしまいました。本来は「2009年 一坪菜園」の話題です。)
先週、ジャガイモを植えた畝にひび割れができ、そろそろだなと思っていたら。その後の一週間で一斉に葉が出そろいました。葉が顔をのぞけると、ぐんぐん伸びますね〜。
よくよく見ると、植えた種芋の数より、葉の出ている箇所が多いですね。一個の種芋からいくつも芽が出ているんでしょうね。成長の早い方は、そろそろ芽かきが必要かな。
ところで、ここで疑問。
この状態のジャガイモって、地面に出ているのは「芽」なのか「葉」なのか。どう呼ぶのが正しいのだろう。だって、種芋の表面にプツっと出るのは「芽」といいますよね。地面に顔を出すのは、その「芽」が成長した「葉」なんです。そういう意味では、ジャガイモの「葉」が出たなんだけど、一般には芽というなあ・・・・なんか、ピンと来ないのは、わたしだけでしょうか(笑)。
DIY-PLANTERに植え付けた野菜たち(ミニトマト、ピーマン、チマサンチュ、レタス)、すべて順調に育っています。いまのところ、虫食いもありません。
先週、行った追肥がうまく効いているようです。追肥したとき4-4-2の肥料ではちょっと弱いかと思いましたが、少なめで正解でした。足すことはできても、途中で減らすことはできませんからね。
チマサンチュはもう食べごろなので、さっそく今夜のメニューに加えることにします。楽しみ、楽しみ(^_^)。
一坪菜園の施肥と同時に、DIY-PLANTERのミニトマト、ピーマン、チマサンチュ、レタスに追肥しました。
指先で株間を筋状に軽く掘り、ひと掴みの「こだわりの本仕込み」有機肥料をサラサラと撒いたら土を埋めもどしておしまい。プランターを縁側に置いたので屈む必要もなく、右手にゴム手袋、履物はサンダルで施肥完了。あとはしっかり水やり。小さな作業でも、この水やりのときって、すごく気分がいいな〜(^_^)。
「セロリとキャベツに追肥をしました」に書いたのと同じで、一回の追肥としては適正量の半分ですが(だと思うんだけど・・・)、こちらも同条件で様子を見るとします。
ミニトマト、ピーマン、チマサンチュ、レタス、み〜んな顔色見せてね。
一坪菜園と同時スタートしたDIY-PLANTERの野菜達、こっちは鳥害、ナメクジ被害もなく、順調に育っています。
こちらのプランター、一坪菜園と比べると、土の乾きが早いですね。乾くと非常にサラサラした土になります。水を切らさないように注意が必要かもしれません。
ただし、プチトマトは乾き気味にイジメた方がいいようなので、こちらにはあまり水やりをしないようにしています。
3月21日、一坪菜園の作業と同時に、DIY-PLANTERにも苗を植えました。植えたのは以下の野菜です。
・ミニトマト
・ピーマン
・チマサンチュ
・レタス
とくに元肥は施していなかったので、苗の間に遅効性の肥料を施しました。たっぷり水をやって、しばらく様子見です。うまく育ってほしいなあ。
おそらく、DIY-PLANTERでいちばん悩ましいのは土の選定でしょうね。100リットルほどの土といっても、家庭の庭やベランダとなるとかなりの量です。土が悪かったといっても、簡単に入れ替えることはできません。
また、一般的に、畑の土は植物を育てていくうちに壊れます。養分が枯れて使い物にならなくなるのです、野菜だと、二年くらいで使えなくなるのではないでしょうか。そうなると、遅かれ早かれ土を入れ替える必要がでてきます。
何とか、土を入れ替えなくても、あるいは入れ替えが楽な土はないものかと探していると、なんと、ありましたねえ。そんな土が。「交換不要! 捨てる必要なし!」というその土は(有)浜名農園の「畑懐の土(はふうのつち)」といいます。
その効能は開発者ご本人のブログを見ていただくとして、コンセプトがまったくピッタリだったのに驚きました。ホームセンターに売られている普通の培養土と比べると、12リットル1890円とかなり高価な土です。それでも、ほとんど交換不要ならと、思い切って購入することにしました。
プランターに土を入れる前に、鉢底の石を約3cmほど敷き詰めます。水はけをよくするためです。その上の深さ約15~16センチに「畑懐の土(はふうのつち)」を入れます。写真の状態で12リットル袋が10袋、約120リットルでした。送料など入れると土だけで2万円を超えるのが辛い(>_<;)。大豊作を祈るしかありません。
わが家の庭でDIY-PLANTERを置くとなると、考えられるのはメインのデッキか濡れ縁です。メインのデッキは4m角ほどありプランターを置けなくはないのですが、なんといってもクッキンガーデンのテーブルが主役です。このエリアが狭くなるのは忍びない(笑)。
となると、濡れ縁ですが、ここだと移動できるメリットが生かせないのが残念です。でもまあ、ここはクッキンガーデンを優先して、写真左上のように濡れ縁に設置することにしました。
参考までに、移動可能なキャスターの作り方を示します。といっても、コンパネを切って自在キャスターを付けただけです。このとき注意したいのがキャスターの耐荷重です。今回の60cm×120cm構成の場合、土の容量は最大140リットルになります。比重が2として280kgです。これを6個のキャスターで受けるとすると、一個あたり46kgの荷重がかかることになります。これに移動の衝撃が加わるとすると、本来は数倍の安全率を見て、最低でも100kg程度の荷重に耐えるキャスターが必要でしょう。
しかし、濡れ縁だと事実上左右に少し動かせる程度なので衝撃はほとんどないと仮定し、土を深さ15cmとするばキャスター一個あたりの荷重は36kgとなります。この条件でホームセンターでキャスターを探したところ、耐荷重38kgのものが見つかりました。本来はもう少し余裕を見るべきですが、キャスター自身の安全率が8〜10倍あるようなので、これに決めました。
写真は、そのキャスターで構成したDIY-PLANTERを移動するための台です。また、オレンジ色の板は塗装コンパネです。多少でも水分に強いようにと塗装面をプランター側にしてあります。
答え、たんなる組み立て式の枠です(^^)。とまあ、そういってもいいくらい簡単なものです。その枠が形状フリーの畑になるところが新しい。パッケージは以下のものから構成されています。
1)A4くらいの大きさの基本ユニット板 12枚
2)コーナ材 4本
3)連結板 8枚
4)不織布
これを適当につなげていくと、長方形の枠ができあがります。上記の構成でできるのは、約60cm×120cmのパターンと(写真左下)、約30cm×150cm(同右下)(いずれも内寸)の二種類の枠です。コーナ材を足せば、二個や三個の枠を作ることもできます。
連結板は基本ユニットをつなげていくときの補強と、土の圧力で枠が膨らんだり倒れたりするのを防ぐ役割があります。また、連結板の底面には溝が切ってあり、排水しやすいように工夫されています。不織布は組み上げた枠の下に敷くことで、砂が流れ出すのを防ぐ役割があります。
このDIY-PLANTERの特徴はつぎのような点にあります。
1)ベランダやコンクリートの上でも菜園が作れる。
2)ユニットの組み替えで自由な形の菜園を構成できる。
3)基本ユニットを縦につなげば、ダイコンなどにも対応できる。
4)簡単に支柱が立てられる設計になっている。
5)使わないときは分解して保管でる。
6)軽量なためハンドリングが容易である。
7)キャスター付きの板を用意することで、移動式の菜園になる。
それでは、このコーナで実際に野菜の栽培をしてみることにします。