庭を楽しもうと思ったら、植物のお相手だけではすみません。植物があるところには虫がいる。まるで女と男のように(笑)。植物あってのワタシ、ワタシあっての虫・・・あ、違った(^^;)。
(撮影:5月3日)
この季節になると、庭のベンジャミンの密をめがけてたくさんのコアオハナムグリがやってきます。名前のとおり、花に潜り込んでいます。
植物の受粉を促す大切な昆虫ですが、よく観察すると、花そのものを齧ってモリモリ食べています。それと、交尾しているのをよく見かけます。成虫の寿命が数日ということもあるそうですから、のんびり食べているわけにもいかないんでしょうね。忙しいといっても、昆虫に比べたら人間は優雅なものです。・・・比べるものではない?^^;
(撮影 左:4月28日、右:5月4日)
左のカメムシは特定できませんが、右はおそらくクサギカメムシです。もうちょっとカラフルなのが来てくれないかな^^
(撮影:4月7日)
陽射しとともにどんどん気温があがり、この日の庭はポッカポカ。寒いと穴に引っ込む生き物たちもおなじみたいで、足下からニホントカゲが出てきました。
この庭のニホントカゲ、たぶん3匹くらいの家族です。写真のは、お母さんかな。見分けるのは至難の技だけど、何となく、感じとして^^
(撮影:4月7日、5月6日)
ハナアブの続きです。
今年に入ってからの写真は、それまでのGXR+P10ではなく、GXR+MOUNT A12+MICRO Nikkor 55mmで撮ったものが多くなっています。
手ブレ防止機能とオートフォーカスが付いたP10の方が確実に歩留まりはよく、拡大率も大きく撮れるのですが、なぜか、マニュアルフォーカスで手ブレ防止もないレンズで撮る方が多くなっています。このハナアブもそうです。
なぜ、あえて撮りにくい、うまく撮るのがむずかしい後者の組み合わせで撮ろうとするのか、自分でもよくわかりません^^ でも、「むずかしいなあ、うまく撮れないなあ」といいながらも、身体で撮るのはすごく充実しています。
昆虫や植物も不思議だけど、人間も不思議です^^/
(撮影:3月24-25日)
春の到来とともに、庭でいちばんに目にする昆虫といえば、やはりハナアブです。4枚の写真のハナアブは、たぶん三種類ではないかと思います。ハナアブは種類が多く、特定するのがなかなかたいへんです。ハナアブ以外のものが混ざっていたらゴメンナサイ。
(撮影:3月18日)
門扉の影でマエアカスカシノメイガが雨宿りしていました。たしかに羽根が透けて見えます。幼虫はモクセイ科の植物を食害しますが、成虫も食べるのかな。すぐそばに柊木犀があるんだけど^^;
それにしても、撮影してから二ヶ月近くが経過している・・・
この冬、はじめて眼にしたハナアブです。ちょっとした陽気に誘われて出て来たようです。わずかな密を求めてトボトボと花を渡る虫の姿が、どこかけなげです。
このときは、GXRのレンズをP10とMicro-Nikkor55mmに付け替えて撮り比べてみました。左がP10、右がMicro-Nikkor55mmです。Nikkorのシステム(MOUNT A12とレンズの構成です)の方が価格は何倍もしますが、やはりマクロはP10がラクチンですね。ほんとにP10のコストパーフォーマンスは高いと感心します。
この冬いちばんのカメムシです。たぶん、クサギカメムシでしょう。寒さのせいで動きがにぶくゆっくり撮ることができましたが、その割りに写りがよくありません。屋内だと光量不足になりがちです。
カメラに没頭するうちに、このカメムシ、どこかに行っちゃいました。この日の夕食がカレーだったので、ルーのなかに隠れていやしないかと、気になってしかたがありませんでした^^
(撮影:11月13日)
超多忙理由の過去ネタ復活シリーズ^^ 大晦日の不思議版w
今年は、遅い季節までキチョウがずいぶん飛んでいました。枯れ草の下で越冬することもあるようなので、とくに不思議ではないかもしれませんが、それにしても11月半ばに群れをなして飛び回っていたのは、やはり暖かい日が多かったせいなのでしょう。
写真上は、朝露に濡れるキチョウの触覚です。重くないんでしょうかね^^ 下の写真は、三匹が同時にフウセンカズラのなかで休んでいるところです。
(撮影:11月12日)
大晦日にすることとは思えない、超多忙理由の過去ネタ復活シリーズ^^
冬に向かう季節はカマキリには受難の季節ですね。昨日の晦日に、年末恒例の庭の掃除をしましたが、数日ずっと格子木の上にいたカマキリが、からからに乾燥した姿で、そのままデッキの上に落ちていました。
写真のは、昨日から遡ること40日くらい前ですが、同じ場所で撮影したものです。おそらく、同じ個体ではないかと思います。
つまりなんですね、カマキリというのは11月も半ばになると、いっさい食べ物もとらず、まるで座して最期を迎える修行僧のように生涯を終えるのでしょう。