庭を楽しもうと思ったら、植物のお相手だけではすみません。植物があるところには虫がいる。まるで女と男のように(笑)。植物あってのワタシ、ワタシあっての虫・・・あ、違った(^^;)。
庭を舞う蝶は多くても、広角単焦点のカメラでは、なかなかムズカシイ。そんななか、カメラに望遠が付いてチャンス到来と思ったのは、ちょっと甘かった^^; 動きの速い蝶を望遠で撮るのもムズカシイ。
そんななか、やっとキアゲハを写真に収めることができました(写真左:300mm相当)。このところずっと、パセリを食べまくっている幼虫が常時5匹ほどいるけど、これは親か子か、それとも他蝶かしら?
普通の昆虫や花でも名前を同定するのはたいへんですが、クモ、ハエ、アブ、なんかになると至難の業。
これは菜園のニンジンの葉の上で撮影したものです。さて、お前はハエかアブか? 噛ませてみるか、吸わせてみるかと思案する前に、とりあえずカシャ。
無駄と思いつつなんとかたどり着いたのがこれ。ヤドリバエ科のハエのようにも思えるけど、どうんなんでしょうね。
散歩道でカブトムシを見つけました。最初は青カナブンと黒カナブンが群れていたのですが、いつの間にかオスとメスのカブトムシもやってきました。よぼど蜜がいっぱいあるのでしょうね。
撮影しているとオスが飛び立ち、とっさに妻が日傘で捕獲。地面にコロリと転がったカブト。危うく我が家の「モモ」の餌食になるところでした(笑)。
この樹には、他の枝にもカブトムシ達がいて盛んに蜜を吸っています。近くに幼稚園があるので、乱獲を恐れて場所は秘密です^^
庭の茂みの網の真ん中に、ジグザグに編まれた網を見つけました。ナガコガネグモの子供のようです。まだ体にはっきりとした色がついていません。
成体になるとこの中心部に集まった網を張らないようですが、なぜ、幼体のときはこんな網を張るのでしょうね。
分類上は虫とは違いますが、ここ数日で何種類かのクモを見つけました。いずれも、庭の草むら、プランターに棲んでいたクモたちです。
最初のは「アシナガグモ」です。足も長いけど、体も長い。イエグモなんかと似て益虫(虫じゃないのに^^)といわれますが、網を張るのでハエとかウンカといった飛翔する虫を捕獲するようです。
昨年も梅雨の季節にパセリにやってきたグリーン・ブルドック^^が、ことしもやってきました。パセリを丸裸にする、その意味では害虫ですが、姿が憎めないうえに、チョウになったときのことを思うと「大きくなれよ」と思ってもみたり^^
そんな思いから、柳バスケットにテンコ盛りのパセリを用意しました。な〜んて(笑)。
昨年の写真はGRD3、今回のものはGXR+P10です。新しいカメラにだいぶ慣れてきましたが、まだまだ先輩にはかなわないみたいです。
先日、キュウリの葉の上でクサギカメムシを見つけましたが、今日はおなじプランターの中のインゲンの実にしがみついたクサギカメムシを見つけました。
カメラを向けるとじりじりと動いてインゲンのサヤに身を隠します。なので、葉っぱでレンズを隠しながら、こっそりと裏に回りながら撮りました^^/
こちらもカメラ違いで捕らえたベニシジミです。あらためて昨年の写真を見ると、同じ個体かとおもうほどそっくりですねえ。
写真は、昨年のものが28mm、今回は望遠マクロですが、これもあまり違いがないようです。
昨年の8月に、まるで緑の波間を駆けるサーフィン中のチャバネセセリの姿を掲載しましたが、今年のは、まるで木の葉のサーフボードに乗っているようです。
昨年との違いがもうひとつ。前回のカメラはGRD3、今回はGXR+P10の300mmの望遠マクロで撮影したものです。300mmできれいに撮るのはたいへんですが、GRDの禁欲的な面白さとは別の面白さがあるみたい^^;
うまく真上から撮れなかったので、ちょっと自信がありませんが、たぶんクサギカメムシの2齢幼虫くらいではないかと思います。キュウリの葉の上で、出社する前の5時半ごろに見つけました。
横から撮ると、体にツノはあるし、なんだか得体の知れない古代生物みたいです^^