庭を楽しもうと思ったら、植物のお相手だけではすみません。植物があるところには虫がいる。まるで女と男のように(笑)。植物あってのワタシ、ワタシあっての虫・・・あ、違った(^^;)。
(撮影:9月10日)
庭に雑草のことく生い茂るホオズキに、ホオズキカメムシが群れをなしていました。ナス、ピーマン、ジャガイモなどの害虫ですが、農薬散布をしない家庭菜園で見かけることが多いようです。
左下の写真のように、ホオズキの茎からも汁を吸っています。でも、ホオズキの被害という点では、葉を食い荒らすニジュウヤホシテントウの方がはるかに破壊力は大です。テントウムシの方が、顔形はずっと愛嬌があるんですけどね。
アシダカグモの糞を採り上げたので、ついでにクロゴキブリも^^
我が家には年中アシダカグモがいるおかげで、ほとんどゴキブリがいません。ごくたまに見かけるとしても年に一回くらいです。アシダカグモさんがよく働いてくれているおかげです。
そんな我が家ですが、もう秋の風が吹く9月5日、なつかしいお姿を拝見。真夏ほど室温が高くないせいで、なんとなくノロノロと床を這っています。そこで、両手で通せんぼうをして捕獲し、片手カメラで撮影してみました。光沢がなかなか見事です。
その後、玄関から外に出て空に向かってポイっ! そのまま部屋に入ると妻が、
「キャ〜ッ! 背中にゴキブリ! 外に出すっていったでしょ!」
なんと、空に放ったはずのゴキさん、どうやらぼくの背中に舞い降りていたみたいです(笑)。そんなに家に入りたいかと思いつつ、もういちど外に出てサヨナラしました^^
(撮影:9月5日)
虫そのものではありませんが、めずらしいものを見つけたので^^ 部屋で生息しているアシダカグモの糞です。
通常、アシダカグモの糞は直径3〜4mmの目玉焼き状で、中央が黄身のかわりに黒というパターンです。黒い部分は固形の排泄物で、白い部分は哺乳類では尿にあたるそうです。
写真のものはこれまでフローリングなどに残っていた通常のパターンとことなり、上から落ちて飛び散ったように見えます・・・・う〜ん、アシダカグモも下痢になったりするのだろうか???^^;
(撮影:9月5日)
庭でがさごそしていたら、バッタリ目が会った、たぶんコバネイナゴの雌。いつも思うけど、バッタって、いい顔してますね。今回のはひときわ眼が魅力的。まるで木目のなかに眼があるみたいです。
もっとも、眼のなかにある黒い瞳状のものは実際のそれではなくて、偽瞳孔というそうです。眼でにらみつけることで敵を威嚇する機能として身につけたようです。
(撮影:8月27日)
ヒメツルソバの茂みのなかに着地したイボバッタです。このサイズの世界って、それなりに面白いのかもしれないなあ。久しぶりに『ミクロの決死圏』を観てみたいと思いました。
(撮影:8月27日)
この姿を見ていると、いろんな呟きを想像してしまう。「あれ、お前はナニ?」とか、「まいったねえ、もう終わりだってさ」とか、「飛ぶに決まってるだろ」とか。たんに「ん?」というのもイイなあの、夕刻の庭の独りあそび^^
カラーとモノクロとでは、なんだか見えてくるものも違うようです。
(撮影:8月27日)
蝉の鳴き声も消えた庭の茂みで隠れるように休む、たぶんウスキクロテンヒメシャク。
(撮影:8月27日)
庭の茂みでマエキトビエダシャクが交尾していました。下側はオオマエキトビエダシャクってことは、ないと思うけど。
(撮影:8月27日)
庭の物置小屋の戸にカタツムリがいました。こうしてマクロで撮影すると、まるでものすごい勢いで走ってくる物体のように見えます。幼稚園の遊具かなにかの暴走^^
今年何度目かにこのコーナに登場するシオカラトンボです。散歩道で見付け、最初は広角で、しだいにズームしながら最後は300mmで撮りました。