庭を楽しもうと思ったら、植物のお相手だけではすみません。植物があるところには虫がいる。まるで女と男のように(笑)。植物あってのワタシ、ワタシあっての虫・・・あ、違った(^^;)。
庭の水鉢で水を飲んでいるらしいセグロアシナガバチです。この近くに巣があり、よくここで水を飲むような姿を目にします。蜂が飛行する運動量を考えたら、食料も水もずいぶんいるだろうと思うけど、その割にはずいぶんエネルギー効率がよさそうだなと思います。
生き生きとしたヤブランに囲まれて、まるで緑の世界の生き物のようです^^ 夏の終わりを告げるように、この日のカマキリもあまり元気がありませんでした。カマキリはどんな気持ちでこちらを見つめていたのだろう。
おそらく若いソウリョウバッタかな。まだちっちゃい羽根しか見えません。これから伸びてくるにしても、ちっちゃいなあ・・・
撮影日は8月16日ですが、一時期の競演がうそのように静かになり、セミの動きも一時期のような敏捷さがなくなってきました。
そんななか、目の前のケヤキにじっととまっていたクマゼミの羽根をアップで撮ってみました。なぜ、セミやトンボの羽根の幕はこのように透明なのだろう???
帰宅すると庭で妻が、カマキリに水鉄砲を撃って遊んでいました^^ 逃げ惑うカマキリをカメラに収め、あとで画面を見てびっくり。これって、顔についた水滴を肘の裏で欠き取った仕草なんだろうか!?
このところよく庭で見かけるイチモンジセセリです。一般に蝶はこういう無機質な金属にじっととまっていることはないと思いますが、セセリやアブはけっこうクッキンガーデンのテーブルの上で羽を休めています。
できれば蝶がいいけれどなんていわないで、クッキンガーデンの仲間として歓迎しておくことにしましょう^^
毎年夏頃になると顔をみせてくれる、お馴染みのヤモリ。今年もやってきました^^ その現れ方がすごかった。
なんという偶然か、生き物の科学読み物として有名な、ピーター・フォーブズの『ヤモリの指』の上をウロチョロしていたのです! 正真正銘のヤモリがです(笑)。
さっそく、カメラ、カメラ!と叫びながら撮ったのがこの写真です。夜の屋内のうえ、輪郭の色彩が曖昧でなかなかピントが合わずに苦労しました^^;
でも、あらためて写真をみると、文句なくカワイイ!^^/
夏に入る前から、菜園回りにあるホオヅキがすごい勢いで生えてきましたが、夏の到来とともに無惨にも枯れ果ててしまいました。
その犯人がこれ、ニジュウヤホシテンテトウか、オオニジュウヤホシテントウのいずれかです。ホオヅキはニジュウヤホシテントウの寄生植物のひとつで、猛烈に食われた結果、葉が枯れ、実もこうして朽ち果ててしまいました。
トマトの葉の被害はなんとか免れました。
自転車で15分ほどのところにある「三徳園 小鳥の森」で見かけた、たぶんゴマダラシロエダシャクです。蝶ではなく蛾です。なので、こんな具合にかなり接近して撮ることができました。
なんとなくユーモラスな黒い目玉状のものが見えますが、実際には複眼なので、これはおそらく偽瞳孔とよばれるものでしょう。
下の写真は、三徳園入り口の広場の茶屋から見た風景です。このカメラの背面側に「三徳園 小鳥の森」が広がっています。
先日クッキンガーデンのテーブルの下にできたセグロアシナガバチの巣を移動したばかりですが、ほとんど同じ場所にもういちど巣営がはじまっていました。前回、巣を移動して親蜂から見放された罪滅ぼしに、今回はこのまま巣を放置することにしました。
実は、巣ができているのに気がついたのは、夕方にここでモヒートを作る予定があったためです。かといって飲むのを止めるわけにもいかず、罪滅ぼしもあって・・・ということで、テーブル板の下のアシナガバチと共存しながらのモヒートとなりました。モヒートの方はこちら^^