家庭はタネの宝庫。スイカ、トマト、キュウリ、ルッコラ、カボチャ・・・菜園で育てる野菜はもちろん、食卓にのぼる野菜や果物には種があります。こうした身近な種を育ててみようという実験室です。みなさんからの身近な種の話題をお持ちしています。
出張から帰ると、ルッコラがワサワサになっていました。出張で2〜3日家を空けたあとの植物って、コマの飛んだビデオを見ているようで、ほんとビックリします。バジルは期待どおり、パッケージの中心からうまく顔を出しました。播種と覆土は問題ないようです。
さて、いつ間引こうかな。DIY-PLANTERのチンゲンサイも含め、しばらくは間引き菜が食卓を飾りそうです(^_^)。ジャコと和えてみようかな。
6月14日の翌日は15日。朝目覚めてすぐ、ルッコラのパッケージを見る。変化な〜し。蒔いたの、昨日だもんね(笑)。
・・・・そしてまた一日が経過・・・蒔いた翌々日は16日(当たり前だ!!)。5時起床。キッチンに置いたキラキラのパッケージをチェック。
「え!? 何コレ? もしかして、ルッコラ??」
いや〜、オドロキです。二日にして一斉に発芽しました。バジルの方はシ〜ンとしてます。う〜ん、すごいなあ。さすがに採れたての種だと感心したのでした。
★写真のタグの6/15は6/14の間違いです。
(播種:6月14日)
さっそく、採れたばかりのルッコラの種を撒きました。普通に野菜として育てる、再び「庭トロ1号」の二回目を行うなど考えましたが、種が大量にあるので、今回は流行のキッチンガーデン風(?)を試すことにしました。
といっても、ある展示会で見かけたものをヒントに、キラキラのフィルムを使ってパッケージを手作りしただけです。大きさは、土の容量が1リットルとして、10センチ立方を基本に、鉢底石と水をためる縁を考えて少し縦長に構成。まあ、焙煎コーヒーの豆が入ったパッケージに野菜を育てるって感じ。土はもちろん「畑懐の土」です。
発芽の比較のため、おなじパッケージを二つ作り、ひとつにはバジルの種を撒きました。手順は以下のとおりです。
1)土にたっぷり潅水する。
2)種を撒く。
3)覆土する。
蒔くとき、ルッコラとバジルが育ったときの姿を考えて、ルッコラは全体的に散布、バジルは中央付近に蒔きました。バジルは茎が早く育ちますから。でも、どちらも時間がたつと木のようになるので、いずれにせよ植え替えは必要なので、まあ、なんていうか、大きな苗床といったところ。
写真左上:ルッコラ
写真右上:バジル
写真左下:覆土する前
写真左下:覆土した後
あの・・・写真には6/15とありますが、アタマのなかの時計が狂ってました(^^;)。
平日のジャガイモ掘りの余力で、夕食のあとクッキンガーデンのテーブルでルッコラの種を採りました。
種を取るときいちばん気を使うのは、ルッコラの枯れ枝を切り離し、枝の茂みから離すときです。パリパリに乾燥しているため、下手に揺すったり他の枝に引っ掛けたりすると、種サヤが裂けて種子がこぼれるからです。
夜中だと、このカサカサという音と、注意力を欠いて種サヤから種子がこぼれる乾いた音がよく聞こえます。「あ、またやっちゃった」という感じ。
「庭トロ1号」のルッコラに種サヤはまだ残っていますが、容器がいっぱいになったのでとりあえず切り上げました。次は、発芽の実験です。
昨年の9月から、サラダに鍋にと大活躍したルッコラの種が大量に取れました。その種取りの様子をご紹介。
最初の試みということで、今回は、小さなトレーに枯れたルッコラの穂先(?)を15センチほど取り、それを手で揉んで種を仕分けました。ただそれだけ。たぶん、「庭トロ1号」のルッコラ全部だと、この10倍近くはあるんじゃないかな。
ルッコラの種をはじめて接写してオドロキ。いや〜、これって、石ですね。鉱物の石(笑)。さて、この石は、クズかダイヤの原石か(^^)。