山間部のせせらぎで自生しているクレソンならよく見かけますが、舌切り雀さんのこれはちょっとスゴイ! カーペットというか敷き布団、いやマットレス。しかもこれ、写真から察するに、普通にクルマや自転車で行けそうなところですね。こころなしか、ワンちゃんも笑い顔のような(^^)。
しかし、これだけ大量だと、鍋だけにするのはもったいない気がしないでもない。サンショウの木の芽和え、バジルのジェノベーゼ、ブドウやイチゴならジャムなんかみたいに、クレソンの保存食だってできそうだと調べてみると・・・・なんと、クレソン健康食品、クレソン煎餅、クレソンパウダー、濃縮エキスまである。でも、これは工場生産の加工品ですね。
ならばクレソンのレシピはとググッてみると、いや〜、山ほどありますね。大半はサラダ類ですが、なかには「クレソンとソーセージのペンネ」「砂肝とアーモンドのオイスター炒め」なども。さらに、「クレソンと味噌の魚介和え」だってあります。これはクレソンを摺り、白味噌、砂糖、豆腐で和えたものですから、白和えを連想しますが、オリーブオイルで味を整えるとありますから、オランダガラシらしい味わいなのかもしれませんね。
いずれにしても、こんなシーンを思い浮かべるのは私だけでしょうか。
「今日は外で食べるぞ」
「じゃあ、庭のテーブルに食器出すわ」
「よっし、ちょっと行ってくる」
「よろしくね」
「採れたよ、けっこう」
「何? 今日は」
「クレソン、黄シジミ」
「じゃあ、シジミスープのクレソン鍋にしましょ」
まさに、庭は食卓、回りは自然の冷蔵庫。いやはや、すばらしい。もう、想像だけでお腹いっぱい(笑)。