上出来のワインと出会いました。その一本を味わい尽くすための庭料理に挑戦。というといささか大げさですが、開栓まえのラベルを見ただけで気持ちはもうノリノリ。週末の鬼抜きアワーですから(笑)。
どんな料理にするか悩んだあげく、決めたのはとてもシンプルなシチュー。今回の主役はワインなので、シチューといってもご飯のおかずというよりは酒菜、酒のアテですね。小皿に肉を盛り、少なめのソースでいただくイメージです。
タマネギのみじん切りをカラメル色になるまで炒め、ニンジン、セロリ、ニンニクを加えてさらに炒め、小麦粉を加えて炒めてルーが完成。
ブロック肉を角切りにして塩コショーで味付けしてソテー。赤ワインをたっぷり注ぎ、アルコールを飛ばす。別途用意していたブイヨンに、ルー、肉を加え、ハーブ類を加えて煮込む。ここで、レーズンとかも入れちゃいます。具材は白ネギのブツ切りのみ。こちらは食べるタイミングを見て投入。
いつも思いますが、これって、やっぱりカレーと同じ作り方ですね。ほとんどワインとカレー粉が違うだけですから。ホント。
具材を肉と白ネギだけにしたのは、夜の庭でシチューを撮ると絵にならないような気がして、白髪ネギをトッピングという魂胆から。
このシンプルシチューの味ですが、ワインの引き立て役になりました。え? 役割じゃなくて味はどうか、って? あはは・・・ときどき口にしてしまう「美味しいと思う」というあの感覚です(^^;)。
さて、肝心のワインですが。最近流行(?)のビオワイン(有機農法で作ったワイン)です。ラベルにあるNatur landの葉っぱのマークがその認定証です。このあたりの話しはここらあたりを見ていただくとして、このTERZO、実にウマイ! 開栓したときはさほどでもありませんが、時間とともにどんどん味がよくなります。これで1,000円代半ばとは。しかも、なんていうか、ラベルのTERZOのフォントがカッコイイ。好みですねえ、このセリフ(ひげ)のない黒地に赤の字体が。イタリアワイン万歳、ついでにクッキンガーデン万歳(^^)/。
ところでこのTERZO、取り扱い店がそれほど多くはないようです。もし興味のある方は「北田屋」さんというお店で購入できます。