今回、予告なしにお披露目した「ガラス発熱調理器」ですが、お客様との話しに夢中になり、すっかり写真を撮るのを忘れていました。何人かの方に写真の提供をお願いしたところ、幸いTさんがスナップショットを撮っておいででした。少し写真加工したものを掲載します。
焼いているのは、エリンギ、ピーマンなどの野菜です。これをバルサミコソースで和えて食べます。私自身はほとんど口にするチャンスがありませんでしたが、食べた方の評判は上々でした。
発熱体を組み込んでいるのはW8040Cのワゴンで、天板のコーリアンをそっくりそのままガラスに組み換えています。発熱部分は中央の約300mm角です。ガラスの熱伝導は低いので、写真のように脇にクッキングペーパーの箱などを置いても問題ありません。プロトタイプのため、足下にスライダックが見えますが、製品版では大掛かりな部品は不要になる予定です。
電磁波がほとんど出ない、強化ガラスのため300℃に熱して雨をかぶっても大丈夫、50Vでも作動できそう、いわゆる遠赤外線が大量に放出されて食材が美味しく焼ける・・・などとすぐれた特徴があり、なんとか製品化にこぎつけたいと思っています。