わが家の庭でDIY-PLANTERを置くとなると、考えられるのはメインのデッキか濡れ縁です。メインのデッキは4m角ほどありプランターを置けなくはないのですが、なんといってもクッキンガーデンのテーブルが主役です。このエリアが狭くなるのは忍びない(笑)。
となると、濡れ縁ですが、ここだと移動できるメリットが生かせないのが残念です。でもまあ、ここはクッキンガーデンを優先して、写真左上のように濡れ縁に設置することにしました。
参考までに、移動可能なキャスターの作り方を示します。といっても、コンパネを切って自在キャスターを付けただけです。このとき注意したいのがキャスターの耐荷重です。今回の60cm×120cm構成の場合、土の容量は最大140リットルになります。比重が2として280kgです。これを6個のキャスターで受けるとすると、一個あたり46kgの荷重がかかることになります。これに移動の衝撃が加わるとすると、本来は数倍の安全率を見て、最低でも100kg程度の荷重に耐えるキャスターが必要でしょう。
しかし、濡れ縁だと事実上左右に少し動かせる程度なので衝撃はほとんどないと仮定し、土を深さ15cmとするばキャスター一個あたりの荷重は36kgとなります。この条件でホームセンターでキャスターを探したところ、耐荷重38kgのものが見つかりました。本来はもう少し余裕を見るべきですが、キャスター自身の安全率が8〜10倍あるようなので、これに決めました。
写真は、そのキャスターで構成したDIY-PLANTERを移動するための台です。また、オレンジ色の板は塗装コンパネです。多少でも水分に強いようにと塗装面をプランター側にしてあります。