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PUTON 2011/07/25

梅雨が明けていよいよ夏本番。電力需要も一年でもっとも高い、ピーク電力の季節がやってきました。

30℃を超える真夏日が続くと、どうしても部屋のなかでクーラーを点けて過ごすことになりがちです。しかし、ほんとうに夏の屋外は、くつろいでは過ごせないほど暑いのでしょうか。エアコンを28℃に設定して屋内にいるのは快適なのでしょうか?

ここで、思い切って発想を変えてみましょう! すでに繰り返しご紹介していますが、夏の庭を涼しく過ごす原則はただひとつだけ。

●陰をつくって、陰のなかでのんびりしましょう。

たったこれだけ。原則とはいえないような原則です。しかも、この原則の上で、快適さのための庭ならではの恩恵があります。

庭は、屋内と違って空気が長時間静止するといったことはありません。まれに凪のような状態はありますが、たいていは0.3m/s程度の風が流れています。これが体感温度をずいぶんと涼しいものにしてくれます。

つまり、「陰」+「風」、この条件がそろうと、庭は本当に快適なくつろぎの場になります。

***

写真は、この夏の私の庭の様子です。左上は午前中、右上は午後です。午前中はまだデッキの上にケヤキの木陰ができないので、手作りのシェードで陰を作っています。午後は写真の通り、デッキの多くがケヤキの木陰で包まれます。

写真下は、風速計測をしている様子です。このようにほとんどの場合、最低でも0.3m/s程度の風があります。このそよ風の吹く庭の木陰は、ほんとうに心地よいものです。無線LANがあれば庭でAIr Macなど使うもよし。そして喉が渇いたら冷やしアメ(笑)

え、蚊は大丈夫か? ですって? これにもいくつか原則はあります。例えば、

・激しい運動のあと、仕事で汗をかいたときなどは、シャワーを浴びて庭に出ましょう。これで、だいぶ蚊を誘引しにくくなります。

・水たまりを作らないようにしましょう。どうしても水鉢などがあるときは、ボウフラが湧かないように気をつけましょう。油を撒いてもいい場合は、数滴の油を落とすとボウフラを退治することができます。

・蚊取り線香がよく効きます。置き場所は、できるだけ風上にしましょう。無香料タイプのものを使うと、食事などの際に気になりません。

そして、蚊取り線香が面倒だ、もっと手軽にというときは、携帯用の虫除けスプレーなども利用できます。こんな具合に手作りもできますよ。

というわけで、少しの工夫でほんとうに快適に庭ですごすことができます。この夏にこそ、ぜひとも皆さんもお試し下さい^^/

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