数ある同種のノウハウ本のなかで、わたしがいちばんお世話になっているのがこの本です。
書かれている内容と自分の菜園との相性はどこにあるんでしょうね。もともとの土地の性質、気象条件、地域性などさまざまな要素が関係するのでしょう。書いてある通りにしているのに、うまく育たない経験をお持ちの方も多いと思います。私も、過去に何種類ものノウハウ本を買いましたが、なかなかこれというものに出会えませんでした。
しかし、この“上岡流”に出会ってから、野菜の出来がずいぶん安定したように思います。いまでは、とりあえずこの本で作り方をチェックしておかないと、どこか不安になるほどです。
また、同じ参考書をよりどころにしておくと、本にない野菜に取り組んだり、時期が異なるときに応用が利きやすい利点がるような気がします。つまり、参考書が一定だと一貫性が保たれやすく、応用が利くというわけです。
なお、わたしは、肥料はこの本に記載されているものを使っていません。いちおう、チッソ、リン酸、カリの比率を参考にして、手に入れやすい類似品を使っていますが、おおきな問題はないのではないかと思っています。