今月(5月)に出版されたばかりの新刊です。さっそく、昨日採ったばかりのジャガイモと合わせてご紹介します。
つい先日、BRUTUS2月号の「みんなで農業。」が出たと思ったら、こんどは建築界からの新刊。ブルータスが「農業」という大枠なら、こちらはより身近な「まち」での自給自足がテーマです。生産の視点に立った食の話題が、ほんとうに増えてきましたね。
この本、タイトルに違わず、「10平方メートル」の農地でどれだけの食料が自給できるか、10種類の作物を例に具体的な収量(期待値)が記されています。白菜なら18個、ダイコンなら20本、米なら21食といった具合です。
このような数値をもとに、年間10種類の作物を各1平米で平均3ヶ月で収穫すればと試算していくと、家庭の食材の自給率がもっとリアルにイメージできるなあ・・・などと想像がふくらみました。もっとも、農林水産省の統計から作ったというこの収量、かなり控えめなように思いますが・・・・。
ついでに宣伝を。本の後半にクッキンガーデンがドーンと取り上げられています。その写真の風景、このマイガーデンのコーナのそこかしこで見たような(笑)。