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PUTON 2009/07/04

奥付には7月6日発行と記載されていますが、今日すでに、店頭に並んでいました。

「お金をかけずに、目を肥やしましょう」「この本を片手にスーパーへ行こう!」「「おいしさ鮮度」がひと目でわかる天才シェフの目利き」と、帯に書かれたコピーを見るだけで食指が動きそうなお役立ち本です。実際、私も、二行のコピーにそそられて書店に走った一人です(笑)。

構成もよく考えられています。野菜、果物、魚介、肉、ぜんぶで111種の食材が、◯(良い)×(悪い)の二枚の写真で評価されていて、とてもシンプルです。しかも、携帯を前提としたコンパクトサイズ。厚さは8mm、重さ135gと、これだと確かにかさばりません。

さっそく、庭で採れた野菜にこの本の評価を当てはめてみました。ひとつは、今朝収穫したばかりのオクラ。もうひとつは、先日収穫を終えたジャガイモです。本の記述は以下のとおり。

・オクラ
 「◯ 切り口が変色していない」
 「× 全体的に黒ずんでいる」
・ジャガイモ
 「◯ 表面がなめらか」
 「× 穴が多いと、芽も多い」

庭で採れたものは写真のとおりです。まあ、オクラは今朝採ったばかりだから、当然かな。ジャガイモは、穴が少ないからこれでいいのかなという感じ。

それにしても、こういう本が出ると生産者もスーパーもたいへんかもしれません。食品の25%前後が廃棄されている現状を改めるには、ユーザーが賞味期限の近いものから買えばいいという提案を見たことがあります。同じ見方に立つと、「食材スーパーハンドブック」のような本といっしょに、ちょっと古くなった野菜の活用法という本があってもいいのかなと思いました。まあ、その前に、旬の野菜は自分で作るってことですかね。

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